2009年07月02日

渡辺整形外科 様

第9回は、整形外科の名医として地域で広く知られ、外来・手術・入院・リハビリとワンストップの対応をされている、
渡辺整形外科 様をご紹介いたします。

渡辺貴院長先生にお話をお伺いしました。DSCF0902.JPG


Q.先生の経歴について教えてください。
平成3年に昭和大学医学部を卒業し、東京大学整形外科医局に入局しました。主に整形外科全般とリウマチ科を専門として、広尾の日赤医療センター、湯河原厚生年金病院、都立北療育医療センターなどを経て、平成11年に退局し、当院の副院長として就任しました。


Q.最近ではどのような患者さんが増えていますか?
やはり高齢者の方が慢性疾患で訪れる場合が多いです。慢性であっても、炎症を抑えることによって痛みをなくしてあげて、さらに痛みが出にくいように筋肉をつけていきながら治療します。
最近では、骨、関節、筋肉などの運動器の働きの衰えで、介護が必要になる状態の「ロコモティブシンドローム(運動器不安定症)」の方が増えています。実際、当院に来院される患者さんでも骨粗しょう症の方が増えています。これは骨折しない限り自覚症状がないため骨粗しょう症の方全体の約2割しか実際には治療を受けていません。健康な体で長生きすることが大事ですので、将来寝たきりを防ぐためにも当院では予防治療にも力を入れています。
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Q.患者さんと接する上で心がけていらっしゃることはありますか?
一方的な対応ではなく、まずは患者さんの訴えを十分に聞くことを心がけています。
その他には、当たり前のことですが、病気について患者さんは素人ですので、わかり易い言葉を使って話をすることを意識しています。例えば「脊椎」などの簡単な用語はそのまま伝えてしまいがちですが、”背骨”と言ったり、「ヘルニア」は、”出っ張っていて神経が押されている状態”など、誰が聞いてもわかるよう話をするようにしています。


Q.理事長が築いてこられた基盤を院長が受け継がれ、患者さんの信頼をさらに増やしていらっしゃるように感じますが、何か秘訣はありますか?
治療は正解がひとつではありません。特に整形外科は正解が多くある科でもあります。時代が違えば治療の主流も違ってきますので治療方針が異なる場合もあります。現役で行っている理事長とお互いが尊重し合いそれぞれがよいところを活かしながらやっていることが良いのではないでしょうか。


Q.近隣には整形外科も多くできていますが、総合病院以外で入院施設まで整っている整形外科は少ないのではないでしょうか?
はい、この周辺では入院施設がある個人医院はないですね。診察やリハビリのみでなく、手術を必要とする場合には当院で行うことができます。転医の必要がありませんので、初診から退院、その後のケアまで一貫した診療ができます。ひとりの医師が担当することで、安心して治療に専念していただけます。その特長を活かして地域の方が健康な生活を送れるよう、今後も地域医療に貢献していきたいと思っています。


Q.日常にできる腰痛や関節痛の予防法などがありましたら教えてください。
年齢と共に運動不足などにより筋力が低下していきますので、1日5分でもよいです、お風呂上りにストレッチをするとよいでしょう。また20〜30分のウォーキングも骨粗しょう症の予防には良いでしょう。
腰痛などでも重大な疾患になる場合もありますので、痛みを感じたらお気軽にご相談ください。
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〜インタビュア西尾より〜
私が訪問するときはいつも駐車場がいっぱいで、待合ロビーにはたくさんの患者さんが診察を待っています。
まだこの地域に整形外科医があまりいなかった時から個人医院として開業され、世代を超え、長い歴史に培われた信頼と安心は、他の整形外科にはないものだと感じました。
高齢化社会に伴い、整形外科のニーズはますます増えてくるでしょう。「今後、高齢者に対応したリハビリも充実させ多くの方が健康に過ごせるよう、貢献していきたい」とおっしゃる院長は、一人でも多くの患者さんの痛みを救ってくれる地域住民の強い味方です。




posted by nishi at 16:33| 日記