2009年10月02日

植松グループ 様

第12回は、 総合建設業として今年創立60周年を迎えられた
 植松グループ 様をご紹介いたします。植松三哉子社長にお話をお伺いしました。

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Q.総合建設業として、幅広く事業を行っていらっしゃいますが、事業内容を詳しく教えてください。
建設資材の製造、流通、販売を行っております。また我が社で製造した資材を使い、一般住宅や工場の建設を行っております。その他住宅などのリフォームや地元小中学校の体育館のアーチ型の屋根など大型物件の改修工事も行っております。
また、金物工事も行います。日本平動物園や三津シーパラダイスなどの手すりや金属柵もそうです。既製品では対応できないオーダー品も請けています。


Q.社長が就任された経緯を差し支えない程度に教えてください。
2003年に社長であった夫が亡くなり、相談役だった社長の父が社長に再就任したのですが、その父も翌年に亡くなってしまいました。私は当時小学校の先生をしていましたが、夫の仏壇の前で一週間飲まず食わずで考えて社長に就任するという結論を出しました。


Q.社長に就任されるとき、どのような気持ちで就任されましたか?
小学校の先生の仕事は楽しかったのですがあえてこの道を選んだのは「亡くなる前に自分の人生を振り返ったとき、愉しく楽な道よりも困難がある道を選んだほうがこの道を歩いてきて良かったと思えるのではないか」と思ったからです。
そんな単細胞だから決断ができました(笑)


Q.女性経営者として意識されていることはございますか?
建設業界は男性が中心の社会でもありますが、ある先輩女性経営者に言われたことがあります。「女性だからとマイナスに考えることはないわよ、女性だからできることが必ずあるから。それを考えて活かせばいいの」と、とても前向きな言葉でした。会社に花を飾るなど男性が気づかない細やかな気遣いや心配りを活かそうと思いました。


Q.現在の不況下で建設業界は厳しいと思いますが、御社はどのように事業展開されていますか?
最近、「環境事業部」をいう部署を新たに立ち上げました。この部署は、住環境を良くし、住む人の体にも優しい住空間の提案をしていくことを目的としています。
そのため、太陽光をはじめエコ商品の建設資材の取り扱いやリフォームを行っています。事務所・店舗・工場など室温上昇を抑制するための、遮熱シートの販売施工にも力を入れています。
                                              
Q.御社では、地域のボランティアに積極的に参加されていますが、どのような活動をされていますか?
A|i.jpg年2回会社行事として全社員で千本浜のごみ拾いを行っています。その他にも自社で囚人堀り川沿いの掃除活動を行ったり、地域清掃ボランティアなども皆積極的に参加をしてくれています。
また、地域の子供教育の一環として行われている「だがしや楽校」にも参加しました。植松グループではフックのシール貼りのワークショップを出展し、地元の子供たちに楽しみながら経済活動を疑似体験してもらうことができました。


Q.社員に対する社長の思いがありましたら教えてください。
社長としてというより、母親のような気持ちで接してしまうんです。言いづらいことでも注意をするときは、親として子に良くなってもらいたいと思う故に厳しいことも言えるのです。
私の子供はもう手を離れてしまったので、母親としての愛情の矛先を社員に向けてしまっているのかもしれませんね(笑)
また年齢、性別に関係なく、ひとりひとりがすばらしい発想、考えを持っています。社員からもらうことばかりです。良いところに磨きをかけて煌きの和が大きくなっていくようにと願っています。


Q.60年間で不変なものと変えてこられたものを教えてください。
DSCF0969.JPG不変なものは、社訓です。創業当時、先代が4〜5人の従業員と知恵を絞って考えた言葉であり、どこの真似でもありません。この会社の原点といえる社訓は未だ変えずに守り続けています。
私が社長に就任して変えたものとしては、決算期の変更があります。3月決算から7月決算へ思い切って移行しました。業務量の平準化や効率化のためにはどうしても必要でした。当初、社員はなぜ変えるのかという反応をしていましたが今ではよく理解してくれています。
また、今年で3年目ですが「子女インターンシップ」を行っています。普段父親の仕事をしている姿を見る機会がない子供たちにお父さんの仕事を手伝う時間を提供します。社員のお子さんで、短大・大学・専門学生などを対象としています。仕事と家庭は両輪であることが大切なので親子のコミュニケーションを深める場として、そして親に対して感謝する気持ちをもって欲しいという思いで始めました。


Q.これからの事業展開、企業の方向性を教えてください。
我が社は、総合建設業の強みを生かしながら、環境に配慮し、これからの時代に対応したご提案をしていこうと思います。企業として「もったいない」や「ものを大切にする」ということも大事にしていかなければなりません。
例えば、最近地震がありましたが、金属の屋根材は通常の瓦屋根の10分の1程度の重さしかなく、非常に軽いので、それだけでも耐震になりますし、エコという面では金属製品はリサイクルが可能です。
材料選びから設計施工までトータルなサービスをご提供できることでもっとお客様に喜んでいただける事業展開が今後できるのではないかと思っています。
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〜インタビュア西尾より〜
植松グループ様では、毎年、展示会を主催されています。大手建材メーカーが一堂に集まり住宅関連の最新の製品を集めた大展示会です。今年は11月7日、8日で行われるそうです。家族で楽しめるイベントもありますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、隔月で社外報を発行されています。植松グループ様の活動の模様などが掲載されています。そちらも是非ご覧ください。
http://www.uematu.co.jp/newsletter/newsletter.html

植松グループ様のHPはこちらから↓
http://www.uematu.co.jp/index.html





posted by nishi at 09:17| 日記