2011年08月01日

株式会社高池 様

□会社名  株式会社高池
□事業内容 ワイヤーハーネス製造設計販売
□所在地  沼津市住吉町1-10
□電話番号 055-935-0507
□FAX番号 055-935-0511
□H  P http://www.n-takachi.com/

第32回は、電気配線(ハーネス)を中心に設計製造販売で豊富な実績をもち幅広く製品を手がけていらっしゃる沼津市住吉町に本社を持つ
株式会社高池 様をご紹介いたします。DSCF1263-1.JPG
代表取締役の古井誠様と専務取締役の中村亨様にお話をお伺いしました。DSCF1265-1.JPG

Q.会社の沿革を教えて下さい。
私達は電磁カウンターを製造していた東京計数工業に勤務していました。電磁カウンターは自販機やゲーム機に使われるものですがシェアが狭くまた、ゲーム機の場合ゲームの当たりはずれの振れ幅が大きいので安定性に欠けます。そういった不安定な位置から脱却した事業を始めようと新事業としてハーネス製造を始めました。
製造加工に携わってくれる多くの人員が必要でしたが東京では集まりにくかったため、16年前に沼津の地に拠点を置き、東京計数工業の一部事業としてハーネス製造を始めました。ハーネス事業はゼロからの出発でしたから、試行錯誤で知人から知識を教わりながら1歩1歩進んでいきました。それから8年経ったころに東京計数工業の社長が快く独立を応援してくれたため株式会社高池が誕生しました。

Q.御社の特長を教えてください。
g66.jpg多品種、小ロット、短納期で、同業者がやりたがらない手間のかかる仕事を手掛けることでお客様のお役に立っていこうというスタイルです。最近では「1本から対応」を売りにしている業者は多いですが、実際のところ手間がかかるわりに安価なので嫌がられるようです。当社はそういったお客様にこそ利用していただきたいと考えているため、ネットからの注文を中心としてハーネス1本からでもお引き受けします。もちろん量産も可能です。
そのスタイルは必要な分を必要な分だけ供給するという資源環境へも配慮した形です。今どこでも効率ばかりを追求し、不必要なものでも生産してしまうことが優先されてきていますが、無駄なものは出さないことで資源を大事にしていこうという方針です。

多品種小ロット生産を実現させるには、生産管理システムと作業工程の構築が難しく、欠かせないところなのですが、当社はそれを体系化し作業に落とし込んでいます。多種類の在庫の管理や何百社もの顧客管理、生産工程の管理等、また受注した図面を社内用図面に変換させる技術のシステム化など軌道に乗るまでには時間がかかりました。今も試行錯誤しながら行っていますが、それを確立させたことで多品種小ロット短納期が実現しています。


Q.22年3月に認定された経営革新計画について教えてください。
お取引先様への内製化支援です。これは、仕事が減ったことで雇用維持が困難なお客様が、大切な人材を活かして経営を続けてもらえるようにとの思いでこのような事業を考えました。お客様にはキットの形で供給した部品を組み立ててもらうだけですので、個々の部品の発注の手間がありません。また生産数にあわせた部品供給なので在庫を持つ必要がありません。そして前加工済なので高額な設備を導入する必要がありません。
この3つのなしでムダを省いた経営をしていただけるよう当社が支援します。


Q.パートタイマーさんを戦力化するための工夫は何かされていらっしゃいますか?
この仕事は人が勝負です。途中の過程までは機械が行いますが、人の手がないとできない仕事です。100人以上のパートさんや内職の方が活躍してくれています。戦力化についてはOJTでいかに教えていくかが重要だと思います。現場で情報を共有して日々の作業の中で多くの経験を積んでもらうことが大切です。


Q.フィリピンの会社について教えてください。jpn.jpg
別の企業がソレノイドという製品の製作のために作った会社でした。ハーネス製造を指導することから始まりました。現在は完全子会社化しており、現地スタッフが80人ほど働いております。
フィリピンには質の高いスタッフが多くおりますので海外展開=安価な労働力ということではなく、将来的には質の高い技術を持った企業として独立していけたらと思っています。


Q.今後の事業展開を教えてください。DSCF1268.JPG
当社は下請け業者ではなく、常にメーカーでありたいと思っています。価格競争で勝負をするのではなく、製品に付加価値をつけていきます。当社は1つの製品に対して様々な納期や価格帯を持っていますので、お客様の細かなニーズに対応できます。それをもう少しアピールしてさらに多くのお客様のご要望にお応えしていきたいと思っています。


                          
〜インタビュアより〜
多品種少量生産という、他の企業は敬遠しがちな部分をあえてやることは、多くのご苦労があったことと思います。しかし細かな仕事を丁寧に行い、一人一人のお客様と真剣に向き合い、少しでも株式会社高池を必要としてくれる人のお役にたちたいという社長や専務の思いがひしひしと伝わるインタビューでした。今後の事業展開が注目されます。
posted by nishi at 11:53| 日記

2011年07月04日

SK商事株式会社 様

□会社名  SK商事株式会社
□事業内容 清掃業/介護事業
□所在地  御殿場市深沢1231−12
□電話番号 0550−84−6287
□FAX番号 0550−84−6287
□HP   

第32回は、箱根のリゾートホテルを中心に客室清掃請負事業を行いながら、昨年末に介護事業に参入され“深沢デイサービス ほほえみ“を立ち上げられた御殿場市深沢のDSCF1256.JPG 
SK商事株式会社 様をご紹介いたします。
代表取締役の佐々木邦衛様にお話をお伺いしました。

Q.清掃請負事業を始めた経緯を教えて下さい。
私は一般企業に定年まで勤めその後65歳まで振興公社で働きました。65歳を過ぎて友人が起業した人材派遣業の手伝いをしていたのですが、その事業の継続が困難になってしまう事態に陥りました。
私は経営者の立場ではありませんでしたが、当時30人ほどいた従業員を路頭に迷わせるわけにはいきませんでした。どうにかしなければと考えた末、契約していたホテルから応援の声も頂いたこともあり、平成21年12月に自分の資金を出して起業しました。しかし当初予定していた仕事は実際には3分の1程度しかなく、赤字が続きました。仕事量が減り、従業員には以前のような手取り額を維持してあげることはできませんでした。もう廃業しようと何度も思いましたが、従業員のことを思うと続けざるを得ませんでした。しかし従業員の丁寧な仕事が徐々に信用を得ていったようで、昨年暮れから少しずつ仕事を増やしていただけるようになったところです。

DSCF1258.JPGQ.デイサービス事業を始めた経緯を教えてください。
社会福祉協議会の事業で高齢者向け宅配弁当の配達の仕事があり、以前その手伝いをしていたのですが、そこの方から「高齢者の方は介護施設を利用したくても空きがなく、仕方なく自宅で宅配を頼む人も多い」ということを聞きました。それなら自分がその場を提供できれば利用していただけるのではないかと思いました。同時に、これが雇用創出につながれば、今いる従業員に十分な働く場を提供できることも、新規事業立ち上げの後押しになりました。
同業の施設を見学したり介護関係の勉強期間を経て、自宅をリフォームして平成22年12月1日に“深沢デイサービス ほほえみ”を立ち上げました。
この仕事をして、なによりも、ご家族の介護負担の重さを肌で感じました。そしてこのサービスを行うことで、少しでもご家族の肉体的精神的負担を軽減できればと思う毎日です。

Q.「深沢デイサービスほほえみ」の特徴を教えてください。
当施設は自宅を改築しておりますので、自宅にいるのと同じゆったりとくつろいだ空間を感じてもらえます。民家型の施設は他にもありますが、比較的狭い土地に家屋が立っていて外へ出られません。しかし当施設は敷地内に庭があり、小さいながらも畑があります。歩行訓練をしたり、日向ぼっこをしたり、畑で家庭菜園を楽しむこともできます。6月初めに利用者の方が植えたピーマンやトマトなどの夏野菜が順調に育っているところです。DSCF1262.JPG
娯楽も楽しんでいただけるように有線カラオケを入れています。脳のリフレッシュ効果や若返り効果もあるのではないでしょうか。
また、介護保険外サービスではありますが、ご家族の方の都合により宿泊を必要とする利用者のために宿泊設備も整えております。

Q.今後の事業展望を教えてください。
介護に関連する事業を拡げていければと思います。敷地の隣に私が所有しているアパートを使い、高齢者の方が入居できる施設を併設できればとも考えています。また、高齢者の方の不便を解消するため、一人で買い物に行けない方や、他の施設の利用者が外出したい、透析を受けに行きたいという時に目的地まで輸送する介護タクシーを始められればと思っています。


〜インタビュアより〜
施設内を見学させていただきました。若いスタッフの方が活躍されていました。利用者の方は孫と話をしているようで、癒しと元気をもらっているように見えました。皆笑顔で、温かみのある雰囲気でした。経験豊富なスタッフの方もいらっしゃるそうで、安心して利用していただける施設だと思います。
高齢化は深刻な問題ですが、介護事業を通じて地域の方々のお役に立ちたいと思う佐々木社長の思いをひしひしと感じるインタビューでした。
posted by nishi at 18:58| 日記

2011年05月31日

あそうクリニック 様

□会 社 名  あそうクリニック
□事業内容 糖尿病内科・内分泌内科
□所 在 地  沼津市筒井町11番地1
□電話番号 055−929−7575
□FAX番号 055−929−7733
□HP   http://www.aso-clinic.jp/


今回は、5月6日に開業した糖尿病・内分泌疾患専門の
あそうクリニック 様をご紹介いたします。
広々とした敷地にシックな印象の外観、院内は患者様の居心地のよさに配慮した落ち着いたデザイン空間のクリニックです。
院長の麻生克己先生にお話をお伺いしました。


Q.糖尿病外来について教えてください。
gptImage20110521023655.jpg糖尿病患者は現在、予備軍も含めると2千万人を超えると言われており、その患者数の増加が特に問題となっている病気です。糖尿病は、一般的に自覚症状がないのが普通で、知らない間に血糖値が高い状態が長年続き、いつのまにか失明・人工透析・手足の壊疽・脳卒中・心筋梗塞などの合併症を引き起こしてしまう病気で、サイレントキラー(静かなる殺し屋)ともいわれています。ですがこの地域には専門医もまだまだ少ないのが現状です。
gpf2Photo220110524052021.jpg治療の基本は食事療法で、自分の体格、活動量に合ったカロリーをバランスよく食べることが最も重要です。食事療法を続けていくには、なぜ自分が治療しないといけないのかをしっかり患者さん自身で理解し納得していただくことが大事で、正しい知識を提供することはもちろんですが、そのときの患者さんの状態・気持ちを共有し、一緒に今後の治療方針を考えていくことが糖尿病の療養指導だと考えています。
当院の理念の一つである「患者さんとともに考える医療を実践する」、この地元で専門医の適切な治療を受けられる環境を作り、患者さんが患者さん自身の人生を楽しんで生きていくためにどう病気と付き合うか共に考えていくことが私の使命であると思っています。


Q.スタッフの教育について教えてください。
gpf2Photo120110524052017.jpg地域に専門医が少ないことから、糖尿病の専門スタッフもあまり育っていないと感じます。私自身も開業し、先のような理念を実践していくことで、共に働くスタッフのキャリアを向上させ、ひとりでも多くの糖尿病専門スタッフが育ち、地域で活躍してくれれば地域医療の底上げに繋がるのではないかと期待しています。
そのためには、スタッフも普段から糖尿病に関する正しい知識・技術を勉強する必要があります。学会やセミナー等の研修を通じてスキルアップを積極的に支援していきたいと考えています。当院でその技術や能力を発揮してもらうことももちろんですが、当院を巣立って別の場所で活躍してもらうことでも良いと思っています。
当院のもう一つの理念「糖尿病療養指導士等の資格習得・維持を支援しスタッフの育成を行う」ことにより、広く地域医療に貢献できるのではないかと思っています。



Q.開業にあたり多くの応募があったスタッフ採用についてお聞かせ下さい。
募集人数が6名の枠に130名の応募がありました。
受付業務には新卒の社員を3名採用しました。当初新卒採用の予定はなかったのですが、履歴書の応募動機にとても意欲的な内容が書かれており、面接をしてみようと思いました。会ってみると、素直に自分の気持ちを伝えようとする前向きで明るい印象でした。即戦力とはならないかもしれないけれど、この人たちなら患者さんの気持ちを考えながら一緒に寄り添う対応ができるのではないかと思い採用を決めました。
gpf3Photo320110527045708.jpg結果的には看護師・臨床検査技師・管理栄養士・受付業務など全体で12名採用することになりました。開業した現在、スタッフ全員自分の担当の仕事をとてもがんばってくれています。良いスタッフとめぐり合う事ができて本当に感謝しています。

開院以来患者さんにも恵まれ、順調な患者数です。開業当初でありながら、近隣の医療機関からご紹介を頂いてくことも多く、医療機関を含め地域の方々の期待を感じるところです。そのような毎日忙しい中ですが、今後もチーム一丸となり診療に取り組んでいきたいと考えております。


〜インタビュアより〜
糖尿病、肥満症、脂質異常症などの生活習慣病については、医師・管理栄養士・看護師・糖尿病療養指導士のチームアプローチによる診療を行ってくれるそうで、患者さんにとっては安心して治療をお任せできるクリニックではないでしょうか。
今後のあそうクリニック様に注目です。

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posted by nishi at 14:54| 日記

2011年02月01日

エム・ジー・サポート株式会社 様

□会社名  エム・ジー・サポート株式会社
□事業内容 請負業
□所在地  御殿場市神山875番地の1
□電話番号 0550−86−0158
□FAX番号 0550−87−6414
□HP   


第28回は、御殿場市にて製造業を中心に請負業をされていらっしゃいます
エム・ジー・サポート株式会社 様をご紹介いたします。
事業企画部長の水口盛幸様にお話をお伺いしました。DSCF1241.JPG


Q.事業について詳しく教えてください 。
当社で請負事業を専門とし、子会社のジョイナス株式会社にて人材派遣業を専門として行っています。主に自動車関連メーカーや食品、アルミやプラスチック製品の製造業への請負・派遣をしています。登録者の7割は外国人であり、外国人労働者の労働力も積極的に活用しています。


Q.3年前の不況下で派遣・請負業からの撤退を余儀なくされた会社は多いと思いますが御社はどのように事業を継続され現在に至るのでしょうか。DSCF1242.JPG
やはり一番は「信用」が大きく影響したと思います。その頃は多くのクライアントから仕事の終了を告げられました。クライアント自体も仕事が減少していたので致し方ありません。しかし長いお付き合いのクライアントでは受託日数が週5日から週3日に減りはしたものの継続して契約をいただきました。スキルの高い人材の能力を評価していただいていたこともあったようです。
また、以前から営業が回っていてその当時はオファーがなかった企業からもお話をいただき、始めは近くの工場へ3名ほどを派遣するのみでしたが、現在では他の工場へも派遣しており、60名程にもなります。不法就労の巧妙化も問題になっていますが、外国人を雇用している当社はオリジナルの確認方法で充分に就労資格の確認をした上で勤務してもらっていますので、そういった徹底したやり方と営業の努力を認めてもらい、契約へとつながったのだと思います。
どちらの場合も信頼関係を築けたからこそだと思っています。
登録者へも十分な仕事の紹介もできない状態でやむを得ず辞めていただいたり、休業補償で生活を保障することも会社にとっては厳しい状況でしたので、それらのお仕事はありがたいことでした。


Q.派遣業・請負業の問題と今後の課題を教えてください。
リーマンショック以降の景気低迷で、派遣切りという言葉がクローズアップされ、マスコミ等の報道で派遣というもののマイナスイメージが出来上がってしまっています。
また景気が拡大していく中で派遣の存在は雇用環境の改善の妨げともなっていると捉えられています。しかし、2006年の総務省の調べでは全労働力人口の内、派遣労働者は2.2%に過ぎません。また派遣は低賃金と思われがちですが千差万別です。常用労働者と同様の仕事をしている派遣労働者の賃金は対価としてはそれほど大差がない場合もあります。
規制緩和などもあって急速に拡大し、注目を集めた為に、格差社会の象徴のようなイメージが作り上げられたのではないでしょうか。
その一方で、企業がそれぞれで法令遵守の徹底を図り健全な事業運営を行い、また、業界自体も自主規制を進めていくことにより人材派遣・請負のあるべき姿に近づくよう努力していかなければならないと考えています。


Q.今後の事業展開を教えてください。
DSCF1244.JPG派遣と請負ともうひとつ事業の柱を立てたいと思っています。現在一般旅客の許可を取得し、スタッフの送迎の部分を事業として拡大し、マイクロバスでの様々な送迎や観光客の送迎など多様な送迎に対応できる事業を展開していけたらという考えもあります。
当社社長の好きな言葉“人よし 我よし”からクライアントと当社とスタッフ、三方よしになるよう今後も努力を惜しまず続けていこうと思います。
                          

〜インタビュア西尾より〜
派遣切りなどニュースでも連日報道され社会問題となった中、色々な批判もあったと思います。事業を継続されていくのは本当に大変であったと思います。しかしその危機を乗り越えられたのは、会社が一体となり水口様始め営業の方の努力や派遣や請負のスタッフの方のがんばりが大きく影響していたのではないかと感じました。
posted by nishi at 21:50| 日記

2011年01月04日

御成橋栄クリニック 様

□会社名  御成橋栄クリニック
□事業内容 クリニック
□所在地  沼津市通横町9番地マキヤ御成橋ビル3F
□電話番号 055−952−2525
□FAX番号 055−952−7733
□HP   http://www.sakae-medic.jp


第26回は、沼津市の御成橋近くで、内科・外科・消化器科・人間ドックの他、糖尿病やリウマチ疾患等に対する外来を専門とされております
御成橋栄クリニック 様をご紹介いたします。
院長の小林栄孝様にお話をお伺いしました。Img43785[1].jpg



Q.院長のお考えになる貴院の病院スタイルを教えてください。
患者様の立場で考えると、分野の異なる症状も1つの医療機関で相談できるほうが便利ではないでしょうか。当院は総合病院のようにはいきませんができる限り患者様の要望に応えられる体制をつくりたいと思っています。そのためには井の中の蛙にならないことです。常にアンテナを高く持ち新しい情報を取りこめる環境に自分を置いておくことが必要です。それは医師を続けていく中で一番大事なことではないでしょうか。各専門分野での学会に参加してその活動で得た知識や情報を多くの患者様に提供できるように考えています。ただ私ひとりでは限りがありますので、糖尿病の専門医である妻の貴子先生や米国リウマチ専門医のピーター先生の力を借りてマンパワーでやっています。また、私では対応できない場合は、他の近隣のクリニックや病院のドクターと連携をとり、より的確な診療に心がけています。
ただし、基本的には専門分野を広げすぎることがないよう自分にできる範囲でやっていこうと思います。


Q.力を入れていらっしゃる予防医療についてお聞かせください。
Img43745[1].jpg今までは、病気になったら治療するというのが病院の主な役目でしたが、これからは予防のための医療を行うことが重要になるでしょう。
生活習慣病やメタボリックシンドロームなどは早い段階で食事や運動療法を行えば糖尿病・高血圧・高脂血症などの病気を防いで健康増進を図ることが可能です。また、現在死亡原因の1位であるがんは早期発見・早期治療が重要です。それら予防を行うのには、自分の体を定期的に調べてどのような状態であるかを知っておくことが大事です。
当院では一般健診はもちろん、生活習慣病健診や人間ドックの設備を充実させています。胃の検査では、患者様に負担の少ない経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)もありますので、患者様自身でバリウムと選択することができます。
また、人間ドックを行う中で、血管年齢・肺年齢・骨年齢を計測することもでき、より健康な状態で年を重ねていただけるよう、加齢に対する様々な疾病を予防していこうとするアンチエイジング医療にも力を入れています。
他に、タバコをやめたいと思っている方をサポートするための禁煙外来も行っています。


Q.院長が予防医療に積極的に取り組まれるようになった経緯を教えてください。
以前は消化器外科医として、多くのがん患者様の手術・治療に携わってきました。現在、日本国内で1日にがんで亡くなる方は800人と言われています。そのような現状で少しでも多くのがん患者の方を救う方法はないかと思い、がんの研究を大学病院にて行っていました。その後、抗がん剤開発のベンチャー企業(株)キャンバス創設メンバーに加わり、新規抗がん剤開発に向けて研究を続けました。しかし研究開発は当然ながら簡単なものではありません。すぐ薬として認められて即患者様に提供できるものではありません。長い間、研究を続ける中で、もっとより身近で根本的にがん発病のリスクから救う方法を考え続けていました。発病そのものを防ぎ、また極めて初期の段階で発見し治療することができればより多くの方の命を救うことができるのではないかと考えました。その頃勤務していたNTT東日本伊豆病院では人間ドックの設備が整っており予防医療を推進していたため、予防医療の重要性に大変共感致しました。これからの医療の本来のあるべき姿を考え、予防医療にたどり着きました。以来独立開院してからずっと予防医療に力を注いでいます。


Q.スタッフに活躍してもらうために意識されていることはありますか?
DSCF1238.JPG信頼のおける看護師長が開院以来、核となってスタッフ全体の意見の抽出やルールの徹底などを行ってくれているためうまくまとまっていると思います。
家庭や子育てがありながら働いてくれているため、有給休暇を時間単位で利用できるようにして、負担がかからないような労働環境を整えています。
また当院は、水・日曜が休みですので週2日の完全オフの日を確保できることで無理なく勤めてもらえるのだと思います。
                          
Q.今後どのような医院を目指そうとお考えですか?DSC_0527[1].jpg      
患者様がどんなことでも相談できるような、かかりつけ医師を目指していきたいと思います。
病気になったから行くだけではなく、自分の体や健康に関心がある方も気軽に来て頂ける場所として、また専門設備と質の高い医療を求める方にも対応できる場所として、地域に信頼されるクリニックとして貢献していきたいと考えています。



〜インタビュア西尾より〜
症状が出たから治療に行くというのが病院だと思っていましたが、院長の目指す病院の姿は、一人でも多くの人が健康な体で過ごせるための診察や治療を行うものであり、健康で生きようとがんばる全ての人々を応援してくれる病院なのではないかと思いました。また万が一病気にかかってしまっても整った設備と院長の紳士なお人柄が安心して治療を任せられる病院であると感じました。
posted by nishi at 17:48| 日記

2010年10月27日

NPO法人 エンジョイ&コミュニティサポート 様

□会社名  NPO法人エンジョイ&コミュニティサポート
□事業内容 各種余暇活動教室の開催
□所在地  沼津市下香貫島郷2966-5
□電話番号 055−934−6777
□FAX番号 055−934−6777
   

第25回は、県東部地域において各種余暇活動の企画開催、子育て支援、スポーツクラブチームの運営等を行っていらっしゃいます
NPO法人エンジョイ&コミュニティサポート 様をご紹介いたします。yamamoto[1].jpg
NPO法人エンジョイ&コミュニティサポートの理事長であり、有限会社アスルクラロ沼津の代表取締役であります、山本浩義様にお話をお伺いしました。






Q.アスルクラロ沼津を設立したきっかけを教えてください。
私は大学卒業後に高校教諭をしている中で幼児体育というものに出会いました。子供たちが楽しそうに運動をしている姿を見て人格や体がある程度完成されている高校生を教えるよりも、幼児たちに体を使うことの面白さや素晴らしさを教えていけたら楽しいだろうと思いました。
また学校体育とは別に、地域社会の中でスポーツに触れることができる環境が作れないだろうかとも考えました。何か自分にできることがあるのではないかと思い教師を辞めて地元の沼津に戻りました。
そして私が小さい頃から親しんできたサッカーを通じて健康づくりやコミュニティづくりの環境をつくっていきたいと思い、地域に根ざした複合型スポーツクラブを目指し1990年に起業しました。


Q.起業して苦労されたことはありますか?
設立して2年は会員数が少なく大変でした。幼稚園が終わった後の園庭を借りて園児にサッカーを教えたいと、幼稚園を回って営業しました。当然ながら簡単には受け入れてもらえませんでした。当初は4つの幼稚園で70名ほどの参加者でしたので、企業としては成り立っていませんでした。1人の子供に対し教えたこともありました。しかし熱意が伝わったのでしょうか、こちらの考えを理解してくれた幼稚園から契約をいただけるようになりました。暫くすると「先生、お友達を連れてきたからうちの子供と一緒に教えてあげて!」と子供たちのお母さんが次から次へと友達に声を掛けて連れてきてくれるようになりました。その頃のお母さんたちには本当にお世話になり当時を支えてもらったと思います。そして皆さんが「山本さんだったら子供を安心して預けられる」と言ってくれたのがとても嬉しかったです。これが私のスクール事業の始まりでした。260[1].jpg
3年目にようやく給与をとることができました。93年にJリーグが開幕。中学生までの指導も始め、嬉しいことに今年まで毎年、前年を下回ることなく生徒数は順調に増えてきました。周囲の人や環境に助けられてきた私は運が良いのかもしれませんね。
今はサッカーを中心として、新体操、テニス等、青少年のスポーツクラブの運営をしています。現在約2000名の会員がいて、スポンサー企業も80社、協力店は150社にのぼります。ジュビロ磐田と業務提携も結んでいます。
アスルクラログループは沼津だけではなく、東京・札幌・岐阜・高知、今年には新潟もスタートさせ全国に仲間を増やしています。


Q.NPO法人を立ち上げられたきっかけを教えてください。
当社は青少年に対するスポーツ普及に特化していますが、青少年に限らず老若男女、不特定多数の地域住民がスポーツやそれ以外でも楽しめる場を作りたいという思いから、2007年にNPOを立ち上げました。
NPOにすることでどんな活動をしているかを地域の方から見えやすくして社会的な信頼や協力を得ながら運営をしていきたいと思いました。
アスルクラロ沼津よりも気軽に参加できるサッカーチーム「ジョイン」や未就園児や自閉症児を対象としたスクール、また地引き網や料理の体験教室など子供と保護者が一緒になって参加できるものも行っています。


Q.アスルクラロ沼津の特長を教えてください。
静岡県はサッカーが盛んですが、沼津は施設の整備がとても遅れています。アスルクラロでは東部地域のスポーツ環境を整えるという目的の中で、「セレステ」という人工芝グランドを設立しました。グランドを所有していることで色々な企画ができるのが強みです。また会員だけでなく、申込みをしていただければだれでもが利用できるオープンな施設としています。年間で延べ8000人の方に利用していただいています。
そして、他のクラブチームの多くは、小学校高学年〜中学生を対象としたクラブチームを作ろうとします。でも子供の年齢が高くなればなるほど技術的に専門性も高まり、多くの運営資金が必要になりますし、生徒を集めることも大変です。ですから維持できないところはたくさんあります。しかし当社では、園児の頃からスクールに入っている子も多く、小さい頃からスタッフとの信頼関係を築いており、また年代ごとに必要な技術を計画的に身につけていける体制ができているのが特長です。


Q.スタッフについて教えてください。
クラブチームのスタッフというのは1年契約での更新が一般的です。しかし当社は正社員として働いてもらっています。30代の働き盛りが多いので、長く安心して働ける環境を整えることも必要だと思います。そして子供相手に教えるといってもこの仕事は親御さんとの繋がりも強いため、礼儀正しく好印象をもてる人間になろうと伝えています。それを一人ひとりが自覚して動いてくれています。
それと、当クラブチームで育った生徒がもう大学を卒業して地元に戻ってきています。私のところで働きたいと言ってきてくれる子もいて、それはとてもありがたいことです。


Q.今後はどのような活動を行っていこうとお考えですか?
427[1].jpg私の夢のひとつである、JFLの加入を目指します。地元には高い能力を持った良い選手がたくさんいますので、選手のさらなる育成強化を図って、ひとつずつ結果を出していきたいです。それが子供たちに夢や希望を与えることができればよいと思います。
地域の方がスポーツを楽しみ互いに関わりを持ちながら健康づくりができる姿が私の理想です。その理想にさらに近づくため、現在3種目ですが、10種目に増やしていきます。ママさんバレーや太極拳、ヨガ、またスポーツ以外の料理、手芸などを考えています。
また生徒さんだけでなく指導者として事業に参画してもらえる人に活躍の場を提供していきたいと考えています。自分の得意なことを活かしたいがどうしたらよいかわからないという方に、私達が集客と場の提供をしますのでそこでいろいろな企画を考えて、共に活動の場を広げていけたらよいと考えています。
また社会奉仕活動や国際交流も積極的に行っていきたいと思っています。
2つの法人をうまく役割分けをして多様な活動を展開していきたいと思います。

                                
〜インタビュア西尾より〜
山本理事長は、自分は運がよく周囲に助けられてきたとおっしゃっていました。しかしそれは、理事長のお人柄や熱意が多くの人を惹きつけてこられた結果なのではないでしょうか。
今年は設立20周年ということで様々な記念イベントも開催されているそうです。
posted by nishi at 16:46| 日記

2010年10月04日

有限会社御殿場カメヤ 様

□会社名  有限会社御殿場カメヤ
□事業内容 観光ドライブイン
□所在地  御殿場市新橋740-1
□電話番号 0550−83−9630
□FAX番号 0550−83−9646
□HP   http://www.gotenba-kameya.com/


第24回は、東名高速御殿場インターチェンジの近くにて、土産物販売、レストラン等の観光ドライブインを営んでいらっしゃいます
有限会社御殿場カメヤ 様をご紹介いたします。
カメヤ食品株式会社の亀谷泰一専務と有限会社御殿場カメヤの松井義治社長と総務の土屋様にお話をお伺いしました。


Q.いつ頃からどのようなきっかけでドライブインを始められたのですか?
昭和56年7月に、この場所の少し先のインター寄りのところで、現在の親会社にあたるカメヤ食品株式会社の御殿場店としてお土産販売をメインとしたわさび漬けの実演販売などを行う店をオープンしたのが始まりです。今でいうアンテナショップの位置づけですね。
カメヤ食品の商品を店頭販売するのみで、はじめはドライブインを営むノウハウは何もありませんでした。事業を広げるため、知り合いから観光業界の方を紹介してもらい、一から様々なノウハウを教えてもらい、敷地内にお蕎麦屋さんを併設したりしながら徐々に事業を広げていきました。


c4_13b.jpgQ.現在の場所になったのはいつ頃ですか?
現在の場所に移転して今年で6年目になります。移転をきっかけにレストランの座席数も増やし、店内や土産物屋やお手洗いも広く使いやすくなり以前よりも大勢の観光客の方を受け入れられるようになりました。



Q.最近は海外からの観光客も多いのですか?080901 002.JPG
外国からのお客様は全体の6割ほどに上ります。主に中国人が9割近くを占めます。あとは韓国からのお客様です。
開業をした当時は飲食店では外国人のお客様は敬遠されがちな時代でした。しかし当社では当時から海外観光客を拒むことなく受け入れてきました。今、外国人のお客様を大勢迎え入れられるのも、その当時のノウハウが活かされているからだと思います。
観光客の特徴としては、日本のお客様は高齢者の方が多いのに比べ、中国の方は子供づれの家族旅行者が多いのが目立ちます。
富士山を見に来られる旅行者の方も多いので登山シーズンの夏場や、10月1日からの中国の国慶節の大型連休などに多くいらっしゃいます。ただ外国のお客様は経済問題や社会情勢なども影響を受けやすいことは事実です。
接客については日本のお客様も海外のお客様も基本は同じです。笑顔は万国共通ですから明るい笑顔と明るい声で接客することを心がけています。


Q.お店のおすすめの料理を教えてください。fujisan-04.jpg
お蕎麦をおいしいと言ってくださる方は多いです。蕎麦つゆを自前で丁寧に作っています。蕎麦つゆはその素となる「返し」の良し悪しで決まります。カメヤ食品株式会社の工場で十分に熟成させた返しを使っています。さらにだし汁もだしから時間をかけてじっくりととっています。これをあわせることでコクとうまみがある蕎麦つゆに仕上がっています。
昔はドライブインで温かいものを温かい状態でお出しするサービスができるところはあまりありませんでした。それを実現させ団体でいらっしゃる観光客の方皆さんに温かい蕎麦やうどんを召し上がっていただくようにしました。それが人気になりました。

                                
c4_03.jpgQ.カメヤ食品株式会社さんの工場がセントラルキッチンの役目をしているのですね。
他のドライブインでは商品開発や製造のための大規模な工場を持つことは難しいのですが、当社では蕎麦の他にもカメヤ食品の工場で作った漬物や佃煮や煮物などを提供することができます。価格や味、品質にこだわったオリジナルの製品をお客様にお出しできるのは当社だけではないでしょうか。
嬉しいことに、観光客の方でも一度団体ツアーで来られてその後個人でわざわざ食事に来てくださる方もいます。また、バスの運転手さんや添乗員さんにもとても好評で、繰り返しお客様を連れてきてくださいます。


Q.今後どのようなドライブインにしていかれる予定かお聞かせください。
ドライブインに対する“汚い”や“おいしくない”などのイメージをくつがえしていきたいと思っています。当社は観光の途中に寄る場所ですのでそのとき滞在していただく短い時間の対応で印象が決まってしまいます。ですからお客様一人一人に接する瞬間に最高のサービスをご提供し、良い意味でお客様の期待を裏切るようなおもてなしができるよう社員一丸となってどこにも負けないお店作りに取り組んでいきたいと思います。
またそのためには、社員に他店で接客を受ける機会を持たせたいと考えています。他所ではどんな対応をしているのか逆にお客様になることで自分たちの仕事に生かせることがでてくるはずです。忙しくてそういった余裕がないのですが、サービスの現場で学んでもらう時間も今後増やしていかなくてはと思います。。c4_11b.jpg
当社が持つおもてなしの心でこの伊豆箱根富士地域の魅力を伝えていき、さらには観光業界の発展のために役立つことが我々の使命であると思っています


〜インタビュア西尾より〜
清潔で広々とした店内、スタッフの方の明るい元気な対応がとても良い印象でした。これから観光シーズンとなり、多くの観光客の方が御殿場カメヤさんに立寄ると思いますが、旅行の食事休憩というだけでなく、美味しい食事ができお土産も買えてゆっくりできるというツアーの中のひとつの観光スポットとしてお客様にとっては思い出になるのではないでしょうか。







posted by nishi at 09:29| 日記

2010年08月30日

有限会社かねせい水産 様

□会社名  有限会社かねせい水産
□事業内容 ひもの製造業
□所在地  沼津市志下607番地
□電話番号 055−932−8250
□FAX番号 055−932−1780
□H  P http://www.kanesei.jp (本サイト)
http://kanesei.shop-pro.jp/(ショップ)




第23回は、沼津市志下にてあじを中心にひもの製造業を営んでいらっしゃいます
有限会社かねせい水産 様をご紹介いたします。no-title
植松一雄社長と植松秀充専務にお話をお伺いしました。



Q.社長にお聞きします。創業の経緯を教えて下さい。
ゴルフ場や農地を造成する機械土木業を営んでいましたがオイルショックの影響があり、不安定でした。その当時同級生がひもの製造をしていたこともあり地場産業に興味を持ち、昭和51年にひもの製造をはじめました。



Q.創業で苦労したことは?
全くの素人で後発参入でしたから、東京・横浜などの大きい市場へ入っていくことは困難でした。しかし私は、“始めから何でもできる人はいない、生まれたときは皆同じだから、努力をすれば何かを掴むことができる”という思いでいましたから、屈することなく別の地域の市場を考えました。仙台の売り子をしている人と知り合い、信頼関係を築いていきました。その当時、製品は東京を経由していくため、売れないものが地方に回る傾向でした。仙台に着く頃には四角い箱は多くの商品に揉まれて角がとれて丸くなってしまうくらいでした。
また、仙台で食されている魚はサンマやほっけ、戻りがつおなどの北の魚がメインで、アジはまだ広まっていませんでした。
しかし仙台のバイヤーと話したり市場調査をするにつれ、仙台は質のいい魚が好まれていくと感じました。その後仙台への流通経路を確保し、当時地元では他には誰もいなかった仙台市場への出荷を実現しました。現在でも仙台市場では多くの信頼をいただいています。



himono.jpgQ.製品の特長について教えてください。
創業以来守り続けている、当社の味に対しては誰にも負けません。自信を持っています。
味の決め手は塩汁です。味付けのための塩汁にセラミックを投入することで、塩のかどをたたせずにまろやかな味になります。苦味や臭みを取り除き、身もやわらかく魚本来の味に仕上がります。
塩汁は、定期的に新しくする方法が一般的ですが、新しくすればきれいな干物ができるというわけではないと思っています。当社では、セラミック効果で生みだした昔からの塩汁を継ぎ足し継ぎ足ししていくことで、うまみ成分が蓄積されている塩汁になっているのです。味が均一的でおいしさが凝縮されたひものが出来上がります。



Q.専務にお聞きします。新しい取り組みをされているそうですが、そのことについてお聞かせ下さい。
不二高鰍ウんとのビジネスマッチングが実現しました。tirasi.jpg
「ICAS®」というシステムとひものを融合させました。これにより今までのひもの以上にマイルドな食感で、熟成されたおいしいひものが出来上がりました。衛生的で日持ちも良く明るい色目も保ち易く、ひもの独特の臭いも抑えてくれます。その秘密は、解凍と乾燥の工程で、炭と電子の力でマイナスイオンの多い環境を作り、きれいな空気の中で製造することを可能にしたことにあります。旨味成分のグルタミン酸やアミノ酸が増え、また低温での乾燥でも除菌効果が高いのです。
ひものへ「ICAS®」を応用したのは当社が初めてです。当社の伝統ある味に最新システムをプラスして今までにない新たな取組みにチャレンジしました。この事業で、当社元来の商品のよさを広めるきっかけとなればという思いと、ひものの新しいスタイルの事例となり、沼津ひもの全体の活性化につながればという思いで始めました。
9月2、3日に420もの出展企業が集まって開催される東京ビジネスサミットに出展が決まっています。



Q.社長にお聞きします。今後の方向性を教えてください。
商売の基本は、「お客様に尽くす」ことです。
いつも買って下さる業者や消費者に安定的に供給していくこともお客様サービスです。いつもの仕入れができず販売価格より仕入れ値の方が高くなってしまうこともありますが、今まで買ってくれていたお客様に商品を切らせてしまうことのないよう、当社が一時的に損をしても同じ値段で販売します。逆の場合に得た利益は、さらに商品に付加価値をつけてお客様や取引先に対して還元していくやり方を貫いてきました。多くの量を生産するために会社の規模を拡大する必要はないと考えています。当社の製品を良いと思う人が買ってくれればそれでいいと思っています。安全かつ満足していただける商品を誠意を持って売ることはずっと守っていきたいと思います。



〜インタビュア西尾より〜
商売も思いやりが大事、と今までの事業に対する思いを語ってくださった植松社長からはとても温かいものを感じました。きっと商売に携わる人々の心をしっかりと掴んでいらっしゃると思います。私がお伺いした際に、工場の外壁の汚れをお一人で洗っていました。後から聞くと、古くてもいつも大事にきれいにしておけば新しいものよりも魅力があるんだと語ってくださった言葉が印象的でした。
今後社長の長年の思いや技術と専務の新たな戦略が調和していくことでさらに良い企業に発展していかれると思いました。



posted by nishi at 18:10| 日記

2010年08月02日

有限会社信和印刷 様

□会 社 名 有限会社信和印刷
□事業内容 印刷業(オフセット印刷)
□所 在 地 沼津市大塚186−2
□電話番号 055−966−4320
□FAX番 号 055−966−4420


第22回は、沼津市大塚にて印刷業を営んでいらっしゃいます
有限会社信和印刷 様をご紹介いたします。
経理・労務関係の管理業務をされていらっしゃいます室伏靖子様にお話をお伺いしました。DSCF1123.JPG
                                         
                                         
Q.事業の沿革を教えてください。
設立は昭和46年12月です。私の夫とその兄との共同経営で始まりました。はじめは仕事がとれず苦しい時期がありましたが、夫が起業する前に勤めていた大手印刷会社から仕事を回してくださるようになり、徐々に仕事量も増えていきました。
写真集、料理本、絵本など各種出版印刷を手がけています。


Q.御社の技術について教えてください。
料理本などは色の彩度が高くないと製品になりません。原稿を見ながら色を合わせていくのですが、その微妙な色の違いを見極めるオペレーターになるには相当な経験が必要です。
また医学書などの専門的な画像には、素人目では見えない黒点やゴミもあってはいけません。特に高いクオリティを求められます。その技術を持った社員をひとりでも多く増やしていくことが今後の当社の課題です。


Q.多くの同業が事業を閉鎖する中、継続して事業を行われている理由は何でしょうか。
DSCF1126.JPG日本全体の景気が良かった頃、印刷業界もご多分に漏れず順調で当社も業績を伸ばしていました。しかしそうであっても無理な設備投資は行わず、また派手な経費の使い方をしないようにしてきました。
また、良い時代でもどんぶり勘定ではなくシビアに数値管理してきました。当社には4色機が2台ありますが、ある日突然動かなくなるかもしれません。修理には何百万もかかります。機械が壊れたから納期に間に合わなかったでは当然済まされませんので、そういった当社が持つリスクも含めて資金繰りを行い、こつこつと内部留保を積み重ねてきました。
この先どういう時代が来るかわからなかったですから、事業継続のために自社のやれることをやってきました。基本的なことですが大事なことを、変えずに地道に持続してきたことが結果的に事業継続につながったのかもしれません。


Q.会社のお金と数字を管理されるのに工夫されてきたことなどありましたか。
下請け業者として利益を出していくのは大変です。大変であるがゆえに会社の数字を常に細かく把握していくことが重要になります。
年間の資金計画はもちろんのこと、それに伴う月間の資金繰りを毎月立てていきます。さらに製品単位で実行予算をたてます。それでも実際は、原価を割ってしまう仕事も多いです。そのため、自社の原価や生産性を正確に把握するために製品1点ごとの詳細な原価計算をします。実物の製品をつけて毎月の結果をデータにして元請業者に提出します。
事実に基づく数字を提示して説明することでこちらの状況も理解してもらうようにしています。そのような詳細な数値管理を行い、常に元請業者と価格交渉をしながら現状を維持していくようにしています。


Q.今後の方向性を教えてください。
DSCF1128.JPG電子書籍の普及など時代の変化による印刷需要の減少もあり、周辺に10社あった業者が現在では当社を含め2社しか残っていません。
さらに企業からはますます高い技術を求められるようになっています。そういった厳しい現状ですが、当社のもつ技術を活かしながら大手企業の意向に応えていくために日々努力をしていきたいと思っています。


〜インタビュア西尾より〜
近年の出版不況を背景に印刷事業は厳しい現状であると思います。しかし景気の良い悪いに関わらず、経営で大切なことは堅実さであるということを教えていただいたような気がしました。

posted by nishi at 09:05| 日記

2010年07月02日

有限会社イワナベ商会 様

第21回は、沼津市にて燃料・家電販売を中心に事業を行い、昨年創業60周年を迎えた
有限会社イワナベ商会 様をご紹介いたします。
岩鍋清臣社長にお話をお伺いしました。DSCF1120.JPG              
                        

Q.事業の沿革を教えてください。
昭和24年に父が創業しました。炭や薪、練炭などの固形燃料の販売から始まりました。昭和43年に引継ぎ、昭和46年に法人化しました。現在は燃料もプロパンガスや灯油に代わり、静岡県東部地域を中心に販売しています。燃料販売が事業の半分を占め、その他家電販売とリフォーム事業を行っています。


Q.御社の特長を教えて下さい。
当社は大手家電メーカーや住宅機器販売メーカーとの提携がありますがそういったメーカーとの信頼関係構築を積極的に行ってきました。
メーカー側も生産計画や販売計画があります。そういったものに全面的に協力してきました。メーカーとの同行販売や、年4〜5回行うメーカーの主催する展示会に必ず参加します。メーカーとのパイプを太く持つことがお客様への良いサービスにもつながります。昭和48年のオイルショックの際は、メーカーとの連携により混乱せずに円滑に供給できました。


DSCF1122.JPGQ.どのようなことを大切にしてこられましたか。
「自分達が売ったものは最後まで責任を持つ」ことが私の信条です。小売業はアフターフォローが命です。例えば採算が合わない商品の取り扱いをこちらの都合でやめてしまったら、困るお客様がいます。途中でやめることはせず販売を続けるようにします。そうすることで必要なときにお客様に満足してもらえます。
当社のファンのためには力を注ぐことは惜しみません。小さなことでも相談を受ければ行って対処します。今はほとんど需要がない炭であっても欲しいと言われれば間に合わせるようにしています
それが長い年月をかけてお客様との良好な関係を築いてこれた理由だと思います。
「継続は力なり」です。細く長く続けることが大事なのではないでしょうか。


Q.今後はどのような事業展開を考えていらっしゃいますか?
固形燃料の時代が終わり、これからは限りある資源を有効に使っていかなければなりません。環境問題は避けて通れないのです。CO2削減の問題は、工場や生産部門では90%近く達成しているのに家庭では逆に増えてしまっています。これからは一般家庭でいかに減少させていくかが大きな課題です。そのためにお客様の生活も変化が必要です。これから私達の仕事は単に物を売るだけではなく太陽光や省エネなどの環境に配慮したやさしい暮らし作りをお手伝いする「生活対応業」と位置づけ、お客様が上手に環境問題に対応できるよう、地域の中で貢献していきたいと思います。DSCF1121.JPG
                          








〜インタビュア西尾より〜
弊社主催の経営者セミナーにご参加いただいたことをきっかけにお仕事をさせていただいております。
お客様をとても大事にされていて、毎年1回、お客様への還元としてバス旅行を企画されています。今年で33回目になるそうです。これを毎年楽しみにしているお客様もいるそうです。お客様との長いお付き合いの中で揺るぎない信頼関係を築かれていると感じました。








posted by nishi at 11:15| 日記

2010年05月06日

有限会社ゆめ薬局 様

第19回は、沼津市にて2店舗の調剤薬局を運営していらっしゃいます
 有限会社ゆめ薬局 様をご紹介いたします。
薬剤師でもあります、天野法明社長にお話をお伺いしました。  DSCF1088.JPG            

                                         
Q.調剤薬局を開業されたきっかけを教えてください。
元々、製薬会社で営業をしていました。ふと将来を考えたとき、一生の仕事を見つけたいと思いました。そこでせっかく薬剤師免許を持っているのだからその知識を生かせる仕事をしようと思いました。これを最後の転職にしようと思った私は、自分で開業する道を選びました。
当時同業で別の会社に勤めていた薬剤師の鴨川と二人で会社を興しました。平成10年開業ですので、今年で12年目になります。


Q. 患者さんへの薬剤情報の提供について何か意識されていることはありますか?
一番神経を使うのは、お一人おひとり、薬の捕らえ方が違ってしまうことのないよう説明することです。主作用と副作用を必ずお話しますが、薬のことを知ってもらおうと思うあまり、説明をしすぎて副作用の印象を強く持たれ怖くて薬を飲めなったということでは主作用を生かせません。また専門用語を使ってしまい、理解が不十分ということでは説明したとは言えないでしょう。薬を正しく飲んでもらえるよう、十分噛み砕いてお伝えすることに気をつけています。
その他には、来局される方は当然病気をもっていて、多少なりとも不安やストレスを抱えて来ています。そういった方へ接しているということを常に忘れないことです。例えば病院の受付で待たされ、また薬局の窓口で待たされるというのは負担になることも考え、お待たせしない対応をするよう心がけています。




DSCF1092.JPGQ.これからの薬剤師の役割について教えてください。
医療従事者として、医師や看護師と比べ、薬剤師への信頼や必要性の認知はまだまだ低いと思います。
これからは、もっと身近に気軽に自分の体のことを相談できる存在となるよう、業界全体でも考えていかなければならないでしょう。
登録販売者制度も新設されましたが詳細な部分での役割が違います。数を多く販売するのではなく、より危険性や専門性の高い医薬品を取り扱い調剤しますので、患者さんの病気に対して貢献できる範囲は広いと思います。新しい制度は脅威ではなく、逆に薬剤師としての仕事を知っていただくチャンスなのかもしれません。


Q.ジェネリック医薬品の扱いについて教えてください。
一言でジェネリック医薬品と言っても同じ成分を持つもので数十種類存在する薬もあります。その中で最適なものを提供していくことが薬剤師に任された仕事でもあります。安くて効果が弱い、逆に効きすぎてしまう、それでは困ります。最適なものをお勧めできるよう、常にアンテナを高くしておき、幅広く情報を収集することが必要といえます。


Q.今後どのような会社作りを目指していきますか?
頼れる「かかりつけ薬局」として地域に根ざした医療貢献ができる薬局になることを目指していきます。かかりつけ医はいても、かかりつけ薬局があるという患者さんは少ないでしょう。
薬剤師に体のことを話したい、話を聴いてもらって良かったと思っていただけるような信用を築いていかなければならないと感じます。それには、薬局に来てもらうという受身のままではいけないと思います。薬剤師がどんな仕事ができるのかをアピールして、医師に相談しにくいという場合にも、薬剤師をもっと利用してもらうようにすることが重要です。DSCF1094.JPG
景気が悪いから、法の改正が厳しいから、と環境のせいにしても良くはなりませんし、その中で現状に満足することなく、どうサービスを向上させて患者様に選ばれる薬局になっていくかが当社の今後の課題であると思います。





〜インタビュア西尾より〜
一言一言言葉を選びながら、今後の薬剤師全体の役割についても答えてくださった天野社長のお話は、患者さんへの思いが伝わるものでした。
同じく薬剤師でもある鴨川さんは社内の労務的な部分も担当されており、社長のパートナーとして大きな存在となっていらっしゃいます。
お二人の連携が、患者さんの信頼をつかんでこられた要因であると感じました。



























posted by nishi at 19:12| 日記

2010年04月03日

羽野シーフーズ株式会社 様

第18回は、アジを始めとしてホッケやキンメ、カマス、エボダイなどの干物の製造販売をされていらっしゃいます、沼津市下香貫の 
羽野シーフーズ株式会社 様をご紹介いたします。
久保田龍栄社長にお話をお伺いしました。DSCF1071.JPG                                       


                                         
Q.商品の特徴を教えてください。
“銘茶干し”という独自の製法で製造しています。塩漬け工程の際、海洋深層水を使い、さらに静岡産緑茶で浸けこむことで、カテキンによる殺菌力を強化し、酸化を防ぎ魚の臭みも抑え、身をやわらかく保つことができるようにしました。
“銘茶干し”は当社の商標登録です。沼津ブランドとしても認定されました。


Q.最近開発された商品があるとお聞きしましたが詳しく教えてください。
20091113225558_00_240.jpg昨年4月に「ひものバーガー」を試験販売しました。
アジの干物を揚げてレタス・玉ねぎと一緒にライスで挟んだバーガーです。
若者の魚離れで干物が食卓に載ることが少なくなっています。もっと若い世代に干物を食べてもらいおいしさを知ってもらうことはできないかと思い企画、開発が始まりました。
干物屋として、干物の形は残したいというこだわりがありましたので、頭から骨まで一匹丸ごと食べられるようにしました。
販売するまでには1年の期間を要しましたが材料も地場産品を活用し、地元の業者の方の協力の上、商品化することができました。
おいしいと評判は上々で、その後昨年11月から商品として販売を始め、2ヶ月で2,000個を販売する好評をいただきました。新聞やニュースなど様々なメディアで取り上げていただきました。
現在は、沼津港の店舗で販売しています。
お客様の中には携帯サイトを見て県外から来たという若い方もいました。当初の目的であった若い世代に、干物の味に注目してもらえたのではないかと思っています。


商品開発を担当された山菅さんにお話をお聞きしましたDSCF1074.JPG
〜沼津のひものはおいしいのに、片付けが面倒とか焼き魚のにおいを敬遠する若者が増えているのはもったいない、それなら手軽に片手で食べられるファストフードのようにしたら受け入れてもらえるかもしれないという発想から始まりました。
商品化にあたり、一番大変だったのは、アジをパリッとした食感で頭から尻尾まで骨も食べてもらえるように揚げるちょうどいい時間と温度を見つけることでした。これには地元小学校の栄養士さんに協力いただきました。
またバーガーからアジの頭が出ているのはおもしろいだろうと思い、見た目のインパクトも考えました。
試行錯誤の末「日本の朝食をまるごと片手で食べられる」ひものバーガーが完成しました。
カルシウムもあり腹持ちも良いので、受験生の食事にもよいと思います。
今後は季節のおすすめのアジを使って限定商品を出したり、レタスに代えてアジに合う食材をサンドしたりということも考えていけたらと思います。〜


Q.食品製造ですと品質管理への対応も大変だと思いますが御社ではいかがですか?
品質管理には全社員で取り組んでいます。
毎月1回、専門の方を招き全社員出席で勉強会を開催しています。品質管理の方法も大事ですが、考え方を学んでいます。自分が何をすればよいかを一人一人が意識することが大切であり、その結果チーム全体がレベルアップしていけばよいと思っています。
徐々に社員の意識が変わってきているのを感じます。


DSCF1081.JPGQ.沼津ひものへの思いを教えてください。
私は、沼津ひもの全体が元気になることが大事だと考えています。
今までは黙々と干物を作っていればよい時代でしたが、これからは沼津ひものをアピールしておいしさを伝えていかなければいけません。「ひものバーガー」もそのためのアピールのひとつと考えてもよいでしょう。
先日、テレビ番組の大食い選手権で沼津港が会場となり、いかの一夜干しが使われました。その際も沼津ひものの会からの依頼を受けて食材の提供や応援をさせていただきました。
これからも様々な角度から干物の名産、沼津ひもののおいしさを全国の方に知っていただけるように外にでていくことを心がけていきたいと思います。


Q.今後の事業展開を教えてください。DSCF1076.JPG
小売に力を入れていきたいと思います。
現在は価格競争が激しく値段と値打ちが一致していません。安く作ることだけを求められてしまうのが現状です。ただ売れていればいいというのは自分の考え方に合いません。価格競争から脱し、沼津ひものとしての誇りを持てる商品を作って売ることで、おいしかったからまた買いたいというファンを増やしていけるようなひものづくりを続けていきたいです。



〜インタビュア西尾より〜
このインタビューで、あまりにも身近だった沼津のひもの品質の高さと魅力を再確認できました。
ひものバーガーを今回初めていただきました。実際食べてみるまでは想像がつかなかったのですが、食べてみて「おっこれは美味しい!」ありそうでなかった新しいスタイルの和のファストフードです。
ソースは焼肉のタレ・わさびマヨネーズ・オーロラソースの3種類から選べます。
羽野シーフーズ様の沼津港売店で販売しています。
季節の美味しい干物の銘茶干しセットなどもネット販売されていますので是非ご賞味ください。


羽野シーフーズ様のhpはこちらから
http://www.hano-seafoods.com/







posted by nishi at 12:01| 日記

2010年03月02日

富士通オープンカレッジ沼津校 様

第17回は、沼津駅南口にてパソコンスクールを運営され、高い信頼と実績で受講者数を増やしていらっしゃいます
 富士通オープンカレッジ沼津校 様をご紹介いたします。

マネージャー兼富士通公認講師の原田教方様に
お話をお伺いしました。IMG_1018.JPG

                                         
Q.事業内容について教えてください。
主には個人の方向けのパソコン教室です。ワード、エクセルを中心に、アクセスやパワーポイント、HP作成などにも対応した講座を開いています。レベルはパソコン未経験の方から、スキルアップや資格取得を目指す方までどんな方でも大歓迎です。ですから学生さん、中高年の方、ビジネスマン、OLの方など様々な年齢や立場の方が学びに来ていただいています。
開校して11年目に入りまして、今までに約4000名の方に受講していただきました。


Q.こちらにはどんな目的を持った方が受講されているのですか?
就職のために今からスキルを身につけておきたいという学生さんや自治体の会計をされることになりお知らせを作成するのにあたりパソコンを使えるようになりたいということで受講される方もいます。また先ほどまで個人事業主の方に確定申告のe-Taxの手続をご指導していたところでした。
このように目的は皆さん様々です。


Q.御社の特長を教えてください。
当スクールは、個別学習の方法をとっています。ビデオ学習での個別レッスンや集合教室で行うスクールはありますが講師が直接個々に指導するのは沼津市内では他にはほとんどないでしょう。
IMG_0501.JPG個別学習は、周りの人に合わせる必要はなく、一人一人のレベルやペースに応じた学習ができます。生徒さんそれぞれの習熟度を講師が把握することができますので進み具合も確認をしながら段階を踏んでステップアップしていただくことができます。
また、仕事や学校でパソコンを使った資料作成の案件があればそれをその日の学習課題とすることもあります。個別学習だからこそできる特長だと思います。


Q.生徒さんとの関わり合いの中で今までに印象深かったエピソードを教えてください。
子育てが終わった主婦の方が、勉強したいということで受講されました。当時全くパソコンに触ったことがなかった方だったのですが、徐々にスキルアップしていき資格にもチャレンジしていきました。仕事は、飲食店のパートでしたが、パソコンのスキルを強みに色々な職に就かれていったようです。そして今では営業所の所長という立場になられています。そして今も通って下さっています。
パソコンはひとつのきっかけだったかもしれませんが、ここで学んだ経験を実際の仕事で活かしていただいていると思いますので、その方の人生の一助となっているのであればこれほど嬉しいことはありません。


Q.講師としてどのようなことに気をつけていらっしゃいますか?
当スクールでは、受講される方が家庭や職場や学校で実際に使える技術を身につけていただくレッスンをするよう心がけています。
テキストの決まった教材を覚えていただくのも大事ですがそれに満足することないよう、応用力を身につけていただき、最終的には、つまずいたら自分で考え自分で乗り越えられる力を習得できるような指導をしています。
チャレンジをして失敗を繰り返しながら自分のものにしていけるスクールですので振り返ったときに気づいたら高いところまでできているというイメージです。



Q.どのようなことをモットーにされていますか?IMG_0549.JPG
「楽しかったと思って帰っていただける」授業をすることです。また来たいと思っていただけるように、生徒さんとのコミュニケーションを大事にしています。
パソコンのことだけでなく、学生さんに就職活動の相談をされることもあれば年配の生徒さんから息子さんのことについて相談されることもあります。そういうことも生徒さんの力になれるのであれば応えていきたいと私は思います。
今後もパソコンを通して、細くとも長くお付き合いができるよう、人と人の心のかよう授業を行なっていきたいと思います。



〜インタビュア西尾より〜
富士通の教育機関を母体に持ち、マイクロソフト社の公認も受けているスクールですので講師陣や教材、カリキュラムなど信頼のおけるものです。
そして自分のライフスタイルに合わせて受講できることは負担もなく安心のシステムです。
教育内容の説明やカウンセリングは無料ですので、是非お問合せ下さい。
また、企業への講師派遣や社員研修等も行っていらっしゃるそうですのでお気軽にご相談下さい。






富士通オープンカレッジ沼津校様のHPはこちらから↓
http://www.focn.co.jp/
posted by nishi at 15:02| 日記

2010年02月20日

株式会社堀江塗料 様

第16回は、業務用塗料を中心に、塗装機器、塗装関連商品、防水剤の卸・小売を行っていらっしゃいます、三島市梅名の
株式会社堀江塗料 様をご紹介いたします。DSCF1056.JPG
堀江治彦社長にお話をお伺いしました。


Q.事業内容について教えてください。
塗料は、車両に使うもの、工業ラインに使うものなど用途で異なりますが、当社は主に家屋・建築物内外装関係の塗料を専門に取り扱っています。
私はもともと自動車関係で働いていましたが、塗料の用途の広さに注目し、昭和43年に事業を始めました。家庭塗料の卸しから始めて、建築用塗料に進みました。自宅店舗から始め、現在の社屋に移転してもう21年経ちます。



DSCF1060.JPGQ.御社の特長を教えてください。
ここに来たら何かしら必要なものが見つかるだろうと、業者さんが便利さを求めてきてもらえるよう、あらゆる種類の商品を置いておきたいと考えています。
 また、お客様に安く提供できるよう、多少在庫を抱えることになっても仕入れ努力をします。それと、当社では塗装工事は一切行いませんが、塗装業者様の紹介や用途に合わせた材料の選定等のお手伝いはさせて頂いております。


Q.展示会などのイベントを行っていらっしゃいますが詳しく教えてください。
ぬまづキラメッセを会場として、国内メーカー60〜70社が出展し各社の新製品や最新工具類をご紹介、ご提案をする展示即売会を5年に一度位主催しています。3回目となる昨年は、創業40周年も重なり、2日間に亘りたくさんのお客様にご来場いただき、おかげさまで盛況な展示会になりました。メーカーさんにも商品を販売促進できる場ともなりますし、業者さんにとっても情報収集の場となり、この展示会を楽しみにして下さる方もいらっしゃいます。
また、年に1〜2回位、会社の構内でミニ展示会を催しています。今年は3月6日(土)に行います。


Q.事業を始められてから塗装業界はどのように変化してきましたか?
最近はハウスメーカーが作る住宅が多いので、塗装業者様が新築住宅に介入する割合が減っているのは確かです。ただ、40年くらい前は外壁を塗替えるという意識が薄かったのですが、徐々に、塗替えなければもたないという意識が高まってきたため、塗替えなどの需要は増えているのではないでしょうか。


Q.社員さんの入れ替わりが少ないようですが、何か意識されていることはありますか。DSCF1059.JPG
塗料は成分・性質・種類など様々です。これを適材適所にお客様に販売できることが必要です。業者さんが使ったときにどうなるかを視野に入れていなければなりません。その知識を身につける為には3年〜5年の年月がかかるので社員が定着をして育ってくれることが結果的に会社にとって良いことになります。ですから、社員が働きやすい環境を作れるよう、明るく、安全な会社作りを心がけております。


〜インタビュア西尾より〜
お話をお訊きしていて、堀江社長の温和なお人柄がとてもよく伝わってきました。また、社長と奥様のやりとりを拝見していると、お二人が仕事の面においても良きパートナーでいらっしゃることが想像できます。私が伺った際、訪問されていた取引先の方へ、社長と奥様がそれぞれちょっとした声を掛けていた姿にとても温かいもの感じました。取引先との信頼関係を大切にされていることが、長年の事業継続と社員定着にも繋がっているのではないかと思いました。




株式会社堀江塗料様のHPはこちらから↓
http://www.horiems.co.jp/
posted by nishi at 11:42| 日記

2010年01月04日

深澤電工株式会社 様

2010年の幕開けは、電子機器の設計・開発・組み立て、分析装置修理を行っていらっしゃいます、長泉町桜堤の 深澤電工株式会社 様をご紹介いたします。深澤好正社長にお話をお伺いしました。hukasawashatyou.jpg

                            
Q.事業内容について教えてください。
先代である義父が下土狩で電子機器の組み立てを行ったのが始まりでした。その当時、取引先は1社のみでした。私の代になり分析装置の組み立て、修理も行うようになり、取引先を増やしていきました。20年前に第二工場として建てた社屋を現在の拠点とし、従業員も増えていき現在は50人です。


Q.先代から会社を引き継ぐのは大変でしたか?
やはり苦労しました。法律や税務上の問題や心理的な問題をクリアにしなければなりません。実際泥臭い部分もあります。それらは文章では伝わりづらいので、事業承継で悩んでいる新旧経営者に機会があれば自分が経験したことをお話したり、助言もさせてもらっています。


Q.しょうがい者雇用に取り組まれているとお聞きしましたがきっかけはどのようなものでしたか?
たまたま縁があって来ていただいただけです。私はしょうが者ではないのでしょうがい者の気持ちはわかりません。わかる必要はないと思っています。なぜかと言いますと、しょうがい者であっても働きたいと思う気持ちは健常者と同じだからです。働きたいという気持ちと働いてほしいという気持ちが合えばどんな人でも働いてもらえると思います。それは、人の能力を仕事に合わせればいいと私は思っているからです。
だれでもなんでもできるわけではありません。今の仕事以外の仕事を簡単にこなせることはないのです。与えられた環境の中で自分の能力を発揮してその道のプロになればよいのです。それはしょうがい者であっても健常者であっても同じことです。
いつ自分がしょうがい者になるかもしれません。身近な家族がそうなるかもしれません。身近な家族にたまたまいないだけで家系をたどっていけばしょうがいを持った親族がいることは多いです。特別なことではないのです。
ただ企業は心に壁を作っているのです。いろいろな理由を並べていますがそもそも雇う気持ちがないのです。でもトップがやると決めればどんな企業でもできることなのです。
私はこういった考えを、支援学校、企業、経営者団体などで講演させてもらっています。来年1月にもしょうがい者支援団体での講演を予定しています。しょうがい者を持った父兄の方へは、企業側が求めていることや企業の現状をお話したりします。自分の話を通じて幅広くしょうがい者雇用について考えてもらえればよいと思っています。



Q.環境整備の取組みについてお聞かせ下さい。
社員は7時半には出勤して掃除をしています。建物全部の窓を開けて空気の入れ替えをします。そして昔ながらのハタキで埃を払い掃除機をかけ最後に雑巾で拭きます。掃いて・吸って・拭く、これが掃除の基本です。汚いよりきれいの方が良いに決まっています。良いほうのことをすればいいのです。そして皆自発的にしています。これが我社の社風です。この社風は1日にして作られたわけではありませんよ、20年の年月をかけて社風となったのです。
よく他の企業から環境整備研修をしたいという依頼があります。時間と場所を提供して環境整備を学んでいってもらいます。もちろん無料です。見られる側になることも自分達にとってはいい刺激となります。他の企業に追い抜かれないようにますますグレードアップさせていこうと思っています。


Q.社員教育についてお聞かせください。kennshuu.jpg
外部講師を招いて社員教育を行うことはあります。しかし一番大事なのはあたりまえのことをあたりまえにやれることです。それは困っている人がいたら手助けするとかあいさつができるとか約束を守るとか。人間として基本的なことができる人になってもらいたいと思います。    



Q.これからどんな会社にしていきたいですか?
koujounai.jpg会社は経営資源を乗せた船であると思っています。経営者は向かう方向、目的地を明確に示しそこに向かって船を進めなければなりません。我社は“志の高い人づくり”という島に向かっています。そこに向かうために毎年度、部、課ごとで目標を立て、それに対して何をするかを決めます。そして全社員で毎月チェックを行っています。



Q.今後の事業展開を教えてください。
「ちょっと体の悪い人、ちょっと年の多い人」というキャッチフレーズを掲げた事業を考えています。
何かといいますと、知的しょうがい者や65歳以上の高齢者の中でも仕事を通じて社会とのつながりを持っていたいと思う人がたくさんいます。でも現在の事業だけではその人達の仕事を維持していくのが困難な現状があります。そこでその人達の雇用確保をしていくために、病院のトイレ清掃事業を立ち上げようと考えました。現在でも清掃業者はありますが、まだまだ主婦感覚の清掃だと思います。徹底したやり方で清掃をすることで他にはできないことができるのではないのでしょうか。hukasawagailan.jpg
これから衛生面の管理や健康管理、社員教育のマニュアル作成、営業などたくさん行うことはありますが来年2月から始動に向けて忙しくなりそうです。



〜インタビュア西尾より〜
会社の玄関に「ようこそいらっしゃいました」と私の名前が入った手作りのウェルカムボードがあり、さらに玄関へ入ると液晶画面にも私を迎えてくださるメッセージがでていました。会社全体で迎えていただいたようで喜びと感動をいただきました。
そして20年も経っているとは思えないほどの建物内外の綺麗さが社員一丸となって環境整備に取り組んでいる姿が思い浮かぶようで、すばらしい会社だと感じました。





深澤電工株式会社様のHPはこちらから↓
http://www.fd-kk.com/
posted by nishi at 09:05| 日記

2009年12月03日

株式会社シンエイ 様

第14回は、光ファイバーインターネットやケーブルテレビの室内工事、地デジや携帯電話基地局のインフラ工事など、各種電気・通信設備工事及びメンテナンス業務を行っていらっしゃいます、清水町伏見の 株式会社シンエイ 様をご紹介いたします。
大峯誠社長にお話をお伺いしました。DSCF1032.JPG



Q.会社設立当時をお聞かせ下さい。
初めは父が有限会社新栄電設という社名で事業を行っていました。父が電話工事専門で始めた仕事でした。私は16歳の頃から父の仕事を手伝い始めました。その後電話工事はほぼゼロになり、その代わりにテレビ工事の仕事が忙しくなっていきました。時代の流れとともに仕事の内容も変わり、今では、光ファイバーインターネットの室内・外線工事、地デジの設備工事などが中心です。


Q.時代とともに仕事を広げてこられたのは簡単ではなかったでしょう。
電話工事の仕事は、大手通信会社の協力会社となることで認定業者からある程度の仕事は下りてきていました。一般的にこの受注だけで事業をしている同業者も多いです。しかし仕事が限られてきますし、相手はマンモス企業ですから立場的に弱いと感じることもしばしばあり、他の仕事も探していきたいと思っていたとき、テレビで「CATVインターネット」のコマーシャルを見て、この仕事をやってみようと思いました。新しい事業を手掛けるにはやはりその市場について勉強しなければついていけません。知り合いから三重にある会社を紹介してもらい、そこで約4ヵ月現場で手伝いをする形で知識を学ばせてもらいました。


Q.その仕事はどうなっていったのですか?
現在その仕事は地元の大手企業から直接請けていますがもちろんすぐに直接仕事がもらえたわけではありません。長い期間、下請け業者としてやってきました。そのうち元請業者がこの事業から離れました。それがチャンスでした。その後を継ぐことで下請けから元請けへとジャンプしていきました。
他の事業者でその順番を飛び越えて営業をかけていく事業者がいますが、私はそのようなことはしません。この事業は同業とのつながりが大事ですから、いざというときに孤立してしまうことで仕事が滞ってしまう恐れもあります。ですからそのようなルール違反なことはせず、地道に目の前の仕事をこなしていくことで信頼を得ていくことが大切だと思います。


Q.今後通信網の整備事業はどのようになるのでしょうか。
おそらく飽和状態になる時期がきます。ですから社員数は現状維持でむやみに増やさないようにして、忙しい現場は外注や地方から手伝いを呼んでまかなっています。ただ、全くなくなるわけではなくこれからは保守メンテナンスがメインになるでしょう。老朽化などによる取替えや修理の仕事もこれから増えてくるでしょう。小規模の電気業者は2〜3人規模で、外部工事・内部工事どちらか専門でやっているところが多く、保守を含めてオールマイティに対応できる業者はあまりありません。
また保守メンテは知識と高い技術力を持っていないと簡単には出来ません。といいますのは、正確に故障原因を断定できなければ修理ができません。それが難しいのです。また原因によっては複雑な作業が要求される故障もあるため高い技術が求められます。例えば、火事や雷で破損したケーブルを修理するのがそうです。ですが当社は建物の内外はもちろん、保守まで幅広く行える知識や技術を持っています。そういったことは同業との相違点かもしれません。


Q.今までの仕事で一番大変だったエピソードはありますか
新潟の現場でした。工期がずれ込み人手が足りず若い社員を行かせたのですが作業に不備があり、現場責任者からやり直しを言われました。私がすぐ現場へ向かいすべてやり直ししたことがありました。そのとき痛感したのが、信用をつくるのは年月がかかるが、信用を落とすのはあっという間だということでした。
私は現場主義でずっとやってきましたので、現場にいて自分で考えながら思いつくままに進めてきたのですが、若い社員にも技術を教えていき社員育成していくことも今後の課題だと思いました。


Q.社員とのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?
この仕事は野外での作業ですので夏は炎天下、冬は凍える寒さの中での作業になるのでキツイ仕事です。ですからせめて社内だけでも楽しく、部活動のような雰囲気作りを心がけています。また私から社員へのプレゼントなどもしています。以前は腕時計を皆にプレゼントしました。今年は社員とその家族も連れて、バスを貸し切ってディズニーランドに連れて行きました。なぜか私の家族は行かなかったんですけどね(笑)。


Q.この仕事で一番大事なことはなんでしょうか。
同業とのつながりを大事にすることです。この仕事は横のつながりが強いのです。人手が間に合わず協力をお願いすれば来てもらいますし、逆に協力を求められれば個人電気店からの仕事であっても引き受けます。上も下も関係ないのです。もちろん採算は考えますが。ですから我が社も地元に限定せず県外の現場も手伝いに行きます。今は地デジ工事で新潟へ行っています。


Q.今後の事業展開を教えてください。
現在の事業に関する営業部門の会社を設立する予定です。現在は営業社員を出向させていますが、営業の開拓の余地はまだまだあるので、自社で営業を強化してもっと多くの工事に参入できるようにしていくことが目的です。
その反面、今の事業で新たな道を探っていくのは難しいとも思うので、異業種も視野に入れ、将来的にはもう一つ柱を立てられればと思っています。


〜インタビュア西尾より〜
事業に対する思いが強く、常に現場主義で自ら社員と共に汗を流し、さらに経営者として次の事業展開を考えていらっしゃいます。
また古参の社員から若手社員までをまとめ、ひとりひとりの社員を大切にされていることも、インタビューさせていただきよくわかり、社員の団結力が会社事業を伸ばしていらっしゃる要因でもあると感じました。





posted by nishi at 09:29| 日記

2009年10月02日

植松グループ 様

第12回は、 総合建設業として今年創立60周年を迎えられた
 植松グループ 様をご紹介いたします。植松三哉子社長にお話をお伺いしました。

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Q.総合建設業として、幅広く事業を行っていらっしゃいますが、事業内容を詳しく教えてください。
建設資材の製造、流通、販売を行っております。また我が社で製造した資材を使い、一般住宅や工場の建設を行っております。その他住宅などのリフォームや地元小中学校の体育館のアーチ型の屋根など大型物件の改修工事も行っております。
また、金物工事も行います。日本平動物園や三津シーパラダイスなどの手すりや金属柵もそうです。既製品では対応できないオーダー品も請けています。


Q.社長が就任された経緯を差し支えない程度に教えてください。
2003年に社長であった夫が亡くなり、相談役だった社長の父が社長に再就任したのですが、その父も翌年に亡くなってしまいました。私は当時小学校の先生をしていましたが、夫の仏壇の前で一週間飲まず食わずで考えて社長に就任するという結論を出しました。


Q.社長に就任されるとき、どのような気持ちで就任されましたか?
小学校の先生の仕事は楽しかったのですがあえてこの道を選んだのは「亡くなる前に自分の人生を振り返ったとき、愉しく楽な道よりも困難がある道を選んだほうがこの道を歩いてきて良かったと思えるのではないか」と思ったからです。
そんな単細胞だから決断ができました(笑)


Q.女性経営者として意識されていることはございますか?
建設業界は男性が中心の社会でもありますが、ある先輩女性経営者に言われたことがあります。「女性だからとマイナスに考えることはないわよ、女性だからできることが必ずあるから。それを考えて活かせばいいの」と、とても前向きな言葉でした。会社に花を飾るなど男性が気づかない細やかな気遣いや心配りを活かそうと思いました。


Q.現在の不況下で建設業界は厳しいと思いますが、御社はどのように事業展開されていますか?
最近、「環境事業部」をいう部署を新たに立ち上げました。この部署は、住環境を良くし、住む人の体にも優しい住空間の提案をしていくことを目的としています。
そのため、太陽光をはじめエコ商品の建設資材の取り扱いやリフォームを行っています。事務所・店舗・工場など室温上昇を抑制するための、遮熱シートの販売施工にも力を入れています。
                                              
Q.御社では、地域のボランティアに積極的に参加されていますが、どのような活動をされていますか?
A|i.jpg年2回会社行事として全社員で千本浜のごみ拾いを行っています。その他にも自社で囚人堀り川沿いの掃除活動を行ったり、地域清掃ボランティアなども皆積極的に参加をしてくれています。
また、地域の子供教育の一環として行われている「だがしや楽校」にも参加しました。植松グループではフックのシール貼りのワークショップを出展し、地元の子供たちに楽しみながら経済活動を疑似体験してもらうことができました。


Q.社員に対する社長の思いがありましたら教えてください。
社長としてというより、母親のような気持ちで接してしまうんです。言いづらいことでも注意をするときは、親として子に良くなってもらいたいと思う故に厳しいことも言えるのです。
私の子供はもう手を離れてしまったので、母親としての愛情の矛先を社員に向けてしまっているのかもしれませんね(笑)
また年齢、性別に関係なく、ひとりひとりがすばらしい発想、考えを持っています。社員からもらうことばかりです。良いところに磨きをかけて煌きの和が大きくなっていくようにと願っています。


Q.60年間で不変なものと変えてこられたものを教えてください。
DSCF0969.JPG不変なものは、社訓です。創業当時、先代が4〜5人の従業員と知恵を絞って考えた言葉であり、どこの真似でもありません。この会社の原点といえる社訓は未だ変えずに守り続けています。
私が社長に就任して変えたものとしては、決算期の変更があります。3月決算から7月決算へ思い切って移行しました。業務量の平準化や効率化のためにはどうしても必要でした。当初、社員はなぜ変えるのかという反応をしていましたが今ではよく理解してくれています。
また、今年で3年目ですが「子女インターンシップ」を行っています。普段父親の仕事をしている姿を見る機会がない子供たちにお父さんの仕事を手伝う時間を提供します。社員のお子さんで、短大・大学・専門学生などを対象としています。仕事と家庭は両輪であることが大切なので親子のコミュニケーションを深める場として、そして親に対して感謝する気持ちをもって欲しいという思いで始めました。


Q.これからの事業展開、企業の方向性を教えてください。
我が社は、総合建設業の強みを生かしながら、環境に配慮し、これからの時代に対応したご提案をしていこうと思います。企業として「もったいない」や「ものを大切にする」ということも大事にしていかなければなりません。
例えば、最近地震がありましたが、金属の屋根材は通常の瓦屋根の10分の1程度の重さしかなく、非常に軽いので、それだけでも耐震になりますし、エコという面では金属製品はリサイクルが可能です。
材料選びから設計施工までトータルなサービスをご提供できることでもっとお客様に喜んでいただける事業展開が今後できるのではないかと思っています。
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〜インタビュア西尾より〜
植松グループ様では、毎年、展示会を主催されています。大手建材メーカーが一堂に集まり住宅関連の最新の製品を集めた大展示会です。今年は11月7日、8日で行われるそうです。家族で楽しめるイベントもありますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、隔月で社外報を発行されています。植松グループ様の活動の模様などが掲載されています。そちらも是非ご覧ください。
http://www.uematu.co.jp/newsletter/newsletter.html

植松グループ様のHPはこちらから↓
http://www.uematu.co.jp/index.html





posted by nishi at 09:17| 日記

2009年09月02日

寿司和食ひろちゃん 様

第11回は、沼津ぐるめ街道にお店を構え、寿司を始めてんぷら、刺身などの各種和食を少人数から宴会まで楽しめる 
寿司和食ひろちゃん 様をご紹介いたします。
民内浩一社長にお話をお伺いしました。DSCF0939.JPG



Q.社長は御社に入られる前にどんなところでお勤めされていたのですか?
8年ほど修行の時期がありました。大阪や京都、東京の料理屋で働き、料理の基本を学びました。また、料理人として必要なことを教えてもらいました。その頃教えてもらったことで「いつもきれいにしておくこと」「材料を無駄にしないこと」は今でも大事だと考えていることです。
また、当時築地などでお世話になった方とは今でも繋がっていて、人との出会いも得ることができた期間でした。



Q.お店の特長を教えてください。
仕入れに関しては、沼津港からアジやイカなど毎朝仕入れをしています。また沼津では仕入れられないウニ、ホタテなど北海道の食材等は知り合いがいることもあり、毎日築地からの直送便を入れています。食材選びについては、一番は粋がいいこと、そして旬のものを取り寄せることです。シーズンで入れるものを常に変えていきます。そのとき一番おいしく食せるものを考え、仕入れるようにしています。
店構えの部分では、70名ほど収容できる宴会場を持っていることです。現在は回転すしチェーンなどで人気のお店もありますが、我々とはチャンネルが違います。接待や歓送迎会、法事やお祝い事など様々なシーンで利用していただくことができます。また寿司だけでなくてんぷらや焼き物など、その時期に一番おいしい食材を使って調理した各種の和食料理を楽しむことができます。
価格の部分では、質のいい食材で作った料理を安くお楽しみいただけることです。
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Q.おすすめの料理を教えてください。
1,000円ランチが人気です。ちらし、なめろう、天ぷら、アナゴなどのどんぶりものを中心にお出ししています。近隣の企業の社員さん達が気軽に食べに来てくれます。先代である父の時代では考えられない値段ですので、現役の先代との意見の相違もありましたが、質は落とさず、良いものを低価格で提供して多くのお客様に自店の味を知っていただきたいという考えでやっています。また、宴会もご予算に応じて承ります。お気軽にお問合せ下さい。



Q.厳しい時代ですが社長様が考えられる料理に対する姿勢を教えてください。
このご時世だからこそ常に基本に帰ることを忘れないようにしていきたいです。単純においしい卵焼きを作るとかおいしいのり巻きを作るとかそういうことが大事なのではないでしょうか。



Q. お店を続けていかれる上で、一番大事にされていることは何ですか?
お客様に対しての感謝の気持ちです。先日、団体での予約があったのですがどうしてもその時間に他の団体様の先約があったためやむを得ずお断りしたのですが、どうしてもひろちゃんで食べたいと言って下さり、お寺での法事の時間をわざわざずらして再度予約を入れてくれたのです。そのようなお客様もいてくださるということを忘れないようにすることです。



Q.先代からのお店ですが、今後どのように展開していきたいですか。先代が作り上げた長い間地元に親しまれてきた味は変えずに守っていきつつ、時代に合った料理を常に追及しながら新旧を融合した新しい味を作り出すために精進していきたいと思っています。これからも、幅広い層のお客様に本格的な料理を低価格で堪能していただけるような店作りを目指していこうと考えています。?X.jpg



Q.今やっているイベントがございましたら教えてください。では、「あいマネ通信を見た」と言っていただいたお客様にはワンドリンクサービスさせていただきましょう!
                    







〜インタビュア西尾より〜
よく事務所に立寄ってくださる民内社長様はいつも明るく元気いっぱいの方です。お客様に対してもきっと笑顔で接していらっしゃるのだろうと感じます。
私も何度か食事に行ったことがありますが、おいしさはもちろん、ボリュームもあり満足感いっぱいです。
「あいマネ通信を見た」と言って皆さんも一度食べに行ってみてください。

寿し和食ひろちゃん様のHPはこちらから↓
http://www.sushi-hirochan.com/





posted by nishi at 09:47| 日記

2009年08月04日

株式会社マックス富士 様

第10回は、ステンレス製品を中心にチタン、ハステロイをはじめとする様々な合金の加工を手掛けていらっしゃる
株式会社マックス富士 様をご紹介いたします。
鋳物良雄社長にお話をお伺いしました。photo03.JPG


Q.事業内容を教えてください。
ステンレス製品を中心とした物づくりを行っています。主には排水処理装置の製造をし、大手プラントメーカーに納品しています。
早くからレーザー溶接やプラズマ溶接などのデジタル技術を導入し、その都度最新設備を投資することにより時代の流れとお客様のニーズに合わせながら最適な製品をご提案しています。
大量生産と違い、一品一品の受注生産のため、機転を利かせながら丁寧に製品を仕上げていくことを大切にしています。


Q.新卒者を積極的に採用されているようですが、なぜでしょうか。
若い人は経験がなくとも短期間で著しく成長します。その成長は、会社の原動力となっています。
また、鉄工所というと一昔前は職人色が強かったのですが、時代とともに機械化も進み環境も変わってきました。そういった中で若い人たちも働きやすい職場環境をつくり、雇用の場を提供していくことが企業としてのひとつの使命ではないでしょうか。
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Q.社員教育についてどんな取り組みをされていますか?
新卒者には、入社後必ず外部研修に行ってもらいます。
企業社会のメカニズムや人間関係のあり方などを学び、自己啓発力を養う研修です。
また、社員の幅広い知識の習得のため月2回、社内研修を行っています。外部講師を招いたりQC活動に必要な研修を行ったり、私が講師として話をすることもあります。


Q.御社は社員の自主的な活動が活発とお聞きしています。
5つの委員会があります。レクレーション・挨拶しつけ・朝礼・健康促進・環境美化です。
社員は必ずどれかの委員会に属し、リーダーを中心に運営をしてくれています。特に環境美化委員により環境整備が徹底されています。週末の終業時は、1時間以上かけて全社員で清掃を行います。環境美化委員よりその日集中して行う箇所の発表があり、全員で行ったあとチェックをし、できていないところは写真を撮り確認、再度きれいになるまで行うといった具合に見落としがちな場所も残さずピカピカになるまで行います。また月1回は工場内の機械の集中清掃も行っています。これらの運営はすべて社員で行っています。
またこれも委員会でのひとつの活動ですが毎朝朝礼時に全社員でなわとびとスクワットを交互に行っています。体力づくりや腰痛予防を目的として健康で溌剌と仕事に取り組めるよう継続的に行っています。


Q.はじめから社員の皆さんが積極的に行っていたのですか?
やはり始めは私が指示、指導をしていきました。経営者仲間との情報交換で聞いたり話したりして、他の企業でやっていることでもいいと思うことはすぐ取り入れる、やってみる。でもすべてが自社に合うわけではないので必要でないことはすぐやめます。そういったことを繰り返してきて、今では社員が自主性を持って工夫しながらやってくれています。


Q.今後、どんな会社にしていきたいですか?
小さくても強い会社です。量の拡大ではなく内容の充実をしていくために技術力を高めていきたいです。
基本は物作り屋ですが、私は「販売なくして生産なし」だと思っています。注文を受けるためには社員や工場をPRするための営業力が一番重要な要素になってきます。物づくり企業で、営業に力を入れているところはまだまだ少ないと思いますので、今後も営業にさらなる力を注いでいき、「100年の経営」を目指していきたいです。
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〜インタビュア西尾より〜
事務所にお伺いすると、社員の皆さんが立ち上がって、「いらっしゃいませ!」と私を迎えてくださいました。社員教育の行き届きを強く感じました。そこから社風のよさを垣間見ることができたような気がしました。
社員教育や環境整備など、社員や会社にとって良いことは積極的に取れ入れながら、時代が変わっても物づくり屋の精神を大切にされている素晴らしい企業様だと感じました。

株式会社マックス富士様のHPはこちらから↓
http://www.maksfuji.co.jp/index.html






posted by nishi at 10:10| 日記

2009年07月02日

渡辺整形外科 様

第9回は、整形外科の名医として地域で広く知られ、外来・手術・入院・リハビリとワンストップの対応をされている、
渡辺整形外科 様をご紹介いたします。

渡辺貴院長先生にお話をお伺いしました。DSCF0902.JPG


Q.先生の経歴について教えてください。
平成3年に昭和大学医学部を卒業し、東京大学整形外科医局に入局しました。主に整形外科全般とリウマチ科を専門として、広尾の日赤医療センター、湯河原厚生年金病院、都立北療育医療センターなどを経て、平成11年に退局し、当院の副院長として就任しました。


Q.最近ではどのような患者さんが増えていますか?
やはり高齢者の方が慢性疾患で訪れる場合が多いです。慢性であっても、炎症を抑えることによって痛みをなくしてあげて、さらに痛みが出にくいように筋肉をつけていきながら治療します。
最近では、骨、関節、筋肉などの運動器の働きの衰えで、介護が必要になる状態の「ロコモティブシンドローム(運動器不安定症)」の方が増えています。実際、当院に来院される患者さんでも骨粗しょう症の方が増えています。これは骨折しない限り自覚症状がないため骨粗しょう症の方全体の約2割しか実際には治療を受けていません。健康な体で長生きすることが大事ですので、将来寝たきりを防ぐためにも当院では予防治療にも力を入れています。
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Q.患者さんと接する上で心がけていらっしゃることはありますか?
一方的な対応ではなく、まずは患者さんの訴えを十分に聞くことを心がけています。
その他には、当たり前のことですが、病気について患者さんは素人ですので、わかり易い言葉を使って話をすることを意識しています。例えば「脊椎」などの簡単な用語はそのまま伝えてしまいがちですが、”背骨”と言ったり、「ヘルニア」は、”出っ張っていて神経が押されている状態”など、誰が聞いてもわかるよう話をするようにしています。


Q.理事長が築いてこられた基盤を院長が受け継がれ、患者さんの信頼をさらに増やしていらっしゃるように感じますが、何か秘訣はありますか?
治療は正解がひとつではありません。特に整形外科は正解が多くある科でもあります。時代が違えば治療の主流も違ってきますので治療方針が異なる場合もあります。現役で行っている理事長とお互いが尊重し合いそれぞれがよいところを活かしながらやっていることが良いのではないでしょうか。


Q.近隣には整形外科も多くできていますが、総合病院以外で入院施設まで整っている整形外科は少ないのではないでしょうか?
はい、この周辺では入院施設がある個人医院はないですね。診察やリハビリのみでなく、手術を必要とする場合には当院で行うことができます。転医の必要がありませんので、初診から退院、その後のケアまで一貫した診療ができます。ひとりの医師が担当することで、安心して治療に専念していただけます。その特長を活かして地域の方が健康な生活を送れるよう、今後も地域医療に貢献していきたいと思っています。


Q.日常にできる腰痛や関節痛の予防法などがありましたら教えてください。
年齢と共に運動不足などにより筋力が低下していきますので、1日5分でもよいです、お風呂上りにストレッチをするとよいでしょう。また20〜30分のウォーキングも骨粗しょう症の予防には良いでしょう。
腰痛などでも重大な疾患になる場合もありますので、痛みを感じたらお気軽にご相談ください。
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〜インタビュア西尾より〜
私が訪問するときはいつも駐車場がいっぱいで、待合ロビーにはたくさんの患者さんが診察を待っています。
まだこの地域に整形外科医があまりいなかった時から個人医院として開業され、世代を超え、長い歴史に培われた信頼と安心は、他の整形外科にはないものだと感じました。
高齢化社会に伴い、整形外科のニーズはますます増えてくるでしょう。「今後、高齢者に対応したリハビリも充実させ多くの方が健康に過ごせるよう、貢献していきたい」とおっしゃる院長は、一人でも多くの患者さんの痛みを救ってくれる地域住民の強い味方です。




posted by nishi at 16:33| 日記