2010年05月06日

有限会社ゆめ薬局 様

第19回は、沼津市にて2店舗の調剤薬局を運営していらっしゃいます
 有限会社ゆめ薬局 様をご紹介いたします。
薬剤師でもあります、天野法明社長にお話をお伺いしました。  DSCF1088.JPG            

                                         
Q.調剤薬局を開業されたきっかけを教えてください。
元々、製薬会社で営業をしていました。ふと将来を考えたとき、一生の仕事を見つけたいと思いました。そこでせっかく薬剤師免許を持っているのだからその知識を生かせる仕事をしようと思いました。これを最後の転職にしようと思った私は、自分で開業する道を選びました。
当時同業で別の会社に勤めていた薬剤師の鴨川と二人で会社を興しました。平成10年開業ですので、今年で12年目になります。


Q. 患者さんへの薬剤情報の提供について何か意識されていることはありますか?
一番神経を使うのは、お一人おひとり、薬の捕らえ方が違ってしまうことのないよう説明することです。主作用と副作用を必ずお話しますが、薬のことを知ってもらおうと思うあまり、説明をしすぎて副作用の印象を強く持たれ怖くて薬を飲めなったということでは主作用を生かせません。また専門用語を使ってしまい、理解が不十分ということでは説明したとは言えないでしょう。薬を正しく飲んでもらえるよう、十分噛み砕いてお伝えすることに気をつけています。
その他には、来局される方は当然病気をもっていて、多少なりとも不安やストレスを抱えて来ています。そういった方へ接しているということを常に忘れないことです。例えば病院の受付で待たされ、また薬局の窓口で待たされるというのは負担になることも考え、お待たせしない対応をするよう心がけています。




DSCF1092.JPGQ.これからの薬剤師の役割について教えてください。
医療従事者として、医師や看護師と比べ、薬剤師への信頼や必要性の認知はまだまだ低いと思います。
これからは、もっと身近に気軽に自分の体のことを相談できる存在となるよう、業界全体でも考えていかなければならないでしょう。
登録販売者制度も新設されましたが詳細な部分での役割が違います。数を多く販売するのではなく、より危険性や専門性の高い医薬品を取り扱い調剤しますので、患者さんの病気に対して貢献できる範囲は広いと思います。新しい制度は脅威ではなく、逆に薬剤師としての仕事を知っていただくチャンスなのかもしれません。


Q.ジェネリック医薬品の扱いについて教えてください。
一言でジェネリック医薬品と言っても同じ成分を持つもので数十種類存在する薬もあります。その中で最適なものを提供していくことが薬剤師に任された仕事でもあります。安くて効果が弱い、逆に効きすぎてしまう、それでは困ります。最適なものをお勧めできるよう、常にアンテナを高くしておき、幅広く情報を収集することが必要といえます。


Q.今後どのような会社作りを目指していきますか?
頼れる「かかりつけ薬局」として地域に根ざした医療貢献ができる薬局になることを目指していきます。かかりつけ医はいても、かかりつけ薬局があるという患者さんは少ないでしょう。
薬剤師に体のことを話したい、話を聴いてもらって良かったと思っていただけるような信用を築いていかなければならないと感じます。それには、薬局に来てもらうという受身のままではいけないと思います。薬剤師がどんな仕事ができるのかをアピールして、医師に相談しにくいという場合にも、薬剤師をもっと利用してもらうようにすることが重要です。DSCF1094.JPG
景気が悪いから、法の改正が厳しいから、と環境のせいにしても良くはなりませんし、その中で現状に満足することなく、どうサービスを向上させて患者様に選ばれる薬局になっていくかが当社の今後の課題であると思います。





〜インタビュア西尾より〜
一言一言言葉を選びながら、今後の薬剤師全体の役割についても答えてくださった天野社長のお話は、患者さんへの思いが伝わるものでした。
同じく薬剤師でもある鴨川さんは社内の労務的な部分も担当されており、社長のパートナーとして大きな存在となっていらっしゃいます。
お二人の連携が、患者さんの信頼をつかんでこられた要因であると感じました。



























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2010年04月03日

羽野シーフーズ株式会社 様

第18回は、アジを始めとしてホッケやキンメ、カマス、エボダイなどの干物の製造販売をされていらっしゃいます、沼津市下香貫の 
羽野シーフーズ株式会社 様をご紹介いたします。
久保田龍栄社長にお話をお伺いしました。DSCF1071.JPG                                       


                                         
Q.商品の特徴を教えてください。
“銘茶干し”という独自の製法で製造しています。塩漬け工程の際、海洋深層水を使い、さらに静岡産緑茶で浸けこむことで、カテキンによる殺菌力を強化し、酸化を防ぎ魚の臭みも抑え、身をやわらかく保つことができるようにしました。
“銘茶干し”は当社の商標登録です。沼津ブランドとしても認定されました。


Q.最近開発された商品があるとお聞きしましたが詳しく教えてください。
20091113225558_00_240.jpg昨年4月に「ひものバーガー」を試験販売しました。
アジの干物を揚げてレタス・玉ねぎと一緒にライスで挟んだバーガーです。
若者の魚離れで干物が食卓に載ることが少なくなっています。もっと若い世代に干物を食べてもらいおいしさを知ってもらうことはできないかと思い企画、開発が始まりました。
干物屋として、干物の形は残したいというこだわりがありましたので、頭から骨まで一匹丸ごと食べられるようにしました。
販売するまでには1年の期間を要しましたが材料も地場産品を活用し、地元の業者の方の協力の上、商品化することができました。
おいしいと評判は上々で、その後昨年11月から商品として販売を始め、2ヶ月で2,000個を販売する好評をいただきました。新聞やニュースなど様々なメディアで取り上げていただきました。
現在は、沼津港の店舗で販売しています。
お客様の中には携帯サイトを見て県外から来たという若い方もいました。当初の目的であった若い世代に、干物の味に注目してもらえたのではないかと思っています。


商品開発を担当された山菅さんにお話をお聞きしましたDSCF1074.JPG
〜沼津のひものはおいしいのに、片付けが面倒とか焼き魚のにおいを敬遠する若者が増えているのはもったいない、それなら手軽に片手で食べられるファストフードのようにしたら受け入れてもらえるかもしれないという発想から始まりました。
商品化にあたり、一番大変だったのは、アジをパリッとした食感で頭から尻尾まで骨も食べてもらえるように揚げるちょうどいい時間と温度を見つけることでした。これには地元小学校の栄養士さんに協力いただきました。
またバーガーからアジの頭が出ているのはおもしろいだろうと思い、見た目のインパクトも考えました。
試行錯誤の末「日本の朝食をまるごと片手で食べられる」ひものバーガーが完成しました。
カルシウムもあり腹持ちも良いので、受験生の食事にもよいと思います。
今後は季節のおすすめのアジを使って限定商品を出したり、レタスに代えてアジに合う食材をサンドしたりということも考えていけたらと思います。〜


Q.食品製造ですと品質管理への対応も大変だと思いますが御社ではいかがですか?
品質管理には全社員で取り組んでいます。
毎月1回、専門の方を招き全社員出席で勉強会を開催しています。品質管理の方法も大事ですが、考え方を学んでいます。自分が何をすればよいかを一人一人が意識することが大切であり、その結果チーム全体がレベルアップしていけばよいと思っています。
徐々に社員の意識が変わってきているのを感じます。


DSCF1081.JPGQ.沼津ひものへの思いを教えてください。
私は、沼津ひもの全体が元気になることが大事だと考えています。
今までは黙々と干物を作っていればよい時代でしたが、これからは沼津ひものをアピールしておいしさを伝えていかなければいけません。「ひものバーガー」もそのためのアピールのひとつと考えてもよいでしょう。
先日、テレビ番組の大食い選手権で沼津港が会場となり、いかの一夜干しが使われました。その際も沼津ひものの会からの依頼を受けて食材の提供や応援をさせていただきました。
これからも様々な角度から干物の名産、沼津ひもののおいしさを全国の方に知っていただけるように外にでていくことを心がけていきたいと思います。


Q.今後の事業展開を教えてください。DSCF1076.JPG
小売に力を入れていきたいと思います。
現在は価格競争が激しく値段と値打ちが一致していません。安く作ることだけを求められてしまうのが現状です。ただ売れていればいいというのは自分の考え方に合いません。価格競争から脱し、沼津ひものとしての誇りを持てる商品を作って売ることで、おいしかったからまた買いたいというファンを増やしていけるようなひものづくりを続けていきたいです。



〜インタビュア西尾より〜
このインタビューで、あまりにも身近だった沼津のひもの品質の高さと魅力を再確認できました。
ひものバーガーを今回初めていただきました。実際食べてみるまでは想像がつかなかったのですが、食べてみて「おっこれは美味しい!」ありそうでなかった新しいスタイルの和のファストフードです。
ソースは焼肉のタレ・わさびマヨネーズ・オーロラソースの3種類から選べます。
羽野シーフーズ様の沼津港売店で販売しています。
季節の美味しい干物の銘茶干しセットなどもネット販売されていますので是非ご賞味ください。


羽野シーフーズ様のhpはこちらから
http://www.hano-seafoods.com/







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2010年03月02日

富士通オープンカレッジ沼津校 様

第17回は、沼津駅南口にてパソコンスクールを運営され、高い信頼と実績で受講者数を増やしていらっしゃいます
 富士通オープンカレッジ沼津校 様をご紹介いたします。

マネージャー兼富士通公認講師の原田教方様に
お話をお伺いしました。IMG_1018.JPG

                                         
Q.事業内容について教えてください。
主には個人の方向けのパソコン教室です。ワード、エクセルを中心に、アクセスやパワーポイント、HP作成などにも対応した講座を開いています。レベルはパソコン未経験の方から、スキルアップや資格取得を目指す方までどんな方でも大歓迎です。ですから学生さん、中高年の方、ビジネスマン、OLの方など様々な年齢や立場の方が学びに来ていただいています。
開校して11年目に入りまして、今までに約4000名の方に受講していただきました。


Q.こちらにはどんな目的を持った方が受講されているのですか?
就職のために今からスキルを身につけておきたいという学生さんや自治体の会計をされることになりお知らせを作成するのにあたりパソコンを使えるようになりたいということで受講される方もいます。また先ほどまで個人事業主の方に確定申告のe-Taxの手続をご指導していたところでした。
このように目的は皆さん様々です。


Q.御社の特長を教えてください。
当スクールは、個別学習の方法をとっています。ビデオ学習での個別レッスンや集合教室で行うスクールはありますが講師が直接個々に指導するのは沼津市内では他にはほとんどないでしょう。
IMG_0501.JPG個別学習は、周りの人に合わせる必要はなく、一人一人のレベルやペースに応じた学習ができます。生徒さんそれぞれの習熟度を講師が把握することができますので進み具合も確認をしながら段階を踏んでステップアップしていただくことができます。
また、仕事や学校でパソコンを使った資料作成の案件があればそれをその日の学習課題とすることもあります。個別学習だからこそできる特長だと思います。


Q.生徒さんとの関わり合いの中で今までに印象深かったエピソードを教えてください。
子育てが終わった主婦の方が、勉強したいということで受講されました。当時全くパソコンに触ったことがなかった方だったのですが、徐々にスキルアップしていき資格にもチャレンジしていきました。仕事は、飲食店のパートでしたが、パソコンのスキルを強みに色々な職に就かれていったようです。そして今では営業所の所長という立場になられています。そして今も通って下さっています。
パソコンはひとつのきっかけだったかもしれませんが、ここで学んだ経験を実際の仕事で活かしていただいていると思いますので、その方の人生の一助となっているのであればこれほど嬉しいことはありません。


Q.講師としてどのようなことに気をつけていらっしゃいますか?
当スクールでは、受講される方が家庭や職場や学校で実際に使える技術を身につけていただくレッスンをするよう心がけています。
テキストの決まった教材を覚えていただくのも大事ですがそれに満足することないよう、応用力を身につけていただき、最終的には、つまずいたら自分で考え自分で乗り越えられる力を習得できるような指導をしています。
チャレンジをして失敗を繰り返しながら自分のものにしていけるスクールですので振り返ったときに気づいたら高いところまでできているというイメージです。



Q.どのようなことをモットーにされていますか?IMG_0549.JPG
「楽しかったと思って帰っていただける」授業をすることです。また来たいと思っていただけるように、生徒さんとのコミュニケーションを大事にしています。
パソコンのことだけでなく、学生さんに就職活動の相談をされることもあれば年配の生徒さんから息子さんのことについて相談されることもあります。そういうことも生徒さんの力になれるのであれば応えていきたいと私は思います。
今後もパソコンを通して、細くとも長くお付き合いができるよう、人と人の心のかよう授業を行なっていきたいと思います。



〜インタビュア西尾より〜
富士通の教育機関を母体に持ち、マイクロソフト社の公認も受けているスクールですので講師陣や教材、カリキュラムなど信頼のおけるものです。
そして自分のライフスタイルに合わせて受講できることは負担もなく安心のシステムです。
教育内容の説明やカウンセリングは無料ですので、是非お問合せ下さい。
また、企業への講師派遣や社員研修等も行っていらっしゃるそうですのでお気軽にご相談下さい。






富士通オープンカレッジ沼津校様のHPはこちらから↓
http://www.focn.co.jp/
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2010年02月20日

株式会社堀江塗料 様

第16回は、業務用塗料を中心に、塗装機器、塗装関連商品、防水剤の卸・小売を行っていらっしゃいます、三島市梅名の
株式会社堀江塗料 様をご紹介いたします。DSCF1056.JPG
堀江治彦社長にお話をお伺いしました。


Q.事業内容について教えてください。
塗料は、車両に使うもの、工業ラインに使うものなど用途で異なりますが、当社は主に家屋・建築物内外装関係の塗料を専門に取り扱っています。
私はもともと自動車関係で働いていましたが、塗料の用途の広さに注目し、昭和43年に事業を始めました。家庭塗料の卸しから始めて、建築用塗料に進みました。自宅店舗から始め、現在の社屋に移転してもう21年経ちます。



DSCF1060.JPGQ.御社の特長を教えてください。
ここに来たら何かしら必要なものが見つかるだろうと、業者さんが便利さを求めてきてもらえるよう、あらゆる種類の商品を置いておきたいと考えています。
 また、お客様に安く提供できるよう、多少在庫を抱えることになっても仕入れ努力をします。それと、当社では塗装工事は一切行いませんが、塗装業者様の紹介や用途に合わせた材料の選定等のお手伝いはさせて頂いております。


Q.展示会などのイベントを行っていらっしゃいますが詳しく教えてください。
ぬまづキラメッセを会場として、国内メーカー60〜70社が出展し各社の新製品や最新工具類をご紹介、ご提案をする展示即売会を5年に一度位主催しています。3回目となる昨年は、創業40周年も重なり、2日間に亘りたくさんのお客様にご来場いただき、おかげさまで盛況な展示会になりました。メーカーさんにも商品を販売促進できる場ともなりますし、業者さんにとっても情報収集の場となり、この展示会を楽しみにして下さる方もいらっしゃいます。
また、年に1〜2回位、会社の構内でミニ展示会を催しています。今年は3月6日(土)に行います。


Q.事業を始められてから塗装業界はどのように変化してきましたか?
最近はハウスメーカーが作る住宅が多いので、塗装業者様が新築住宅に介入する割合が減っているのは確かです。ただ、40年くらい前は外壁を塗替えるという意識が薄かったのですが、徐々に、塗替えなければもたないという意識が高まってきたため、塗替えなどの需要は増えているのではないでしょうか。


Q.社員さんの入れ替わりが少ないようですが、何か意識されていることはありますか。DSCF1059.JPG
塗料は成分・性質・種類など様々です。これを適材適所にお客様に販売できることが必要です。業者さんが使ったときにどうなるかを視野に入れていなければなりません。その知識を身につける為には3年〜5年の年月がかかるので社員が定着をして育ってくれることが結果的に会社にとって良いことになります。ですから、社員が働きやすい環境を作れるよう、明るく、安全な会社作りを心がけております。


〜インタビュア西尾より〜
お話をお訊きしていて、堀江社長の温和なお人柄がとてもよく伝わってきました。また、社長と奥様のやりとりを拝見していると、お二人が仕事の面においても良きパートナーでいらっしゃることが想像できます。私が伺った際、訪問されていた取引先の方へ、社長と奥様がそれぞれちょっとした声を掛けていた姿にとても温かいもの感じました。取引先との信頼関係を大切にされていることが、長年の事業継続と社員定着にも繋がっているのではないかと思いました。




株式会社堀江塗料様のHPはこちらから↓
http://www.horiems.co.jp/
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2010年01月04日

深澤電工株式会社 様

2010年の幕開けは、電子機器の設計・開発・組み立て、分析装置修理を行っていらっしゃいます、長泉町桜堤の 深澤電工株式会社 様をご紹介いたします。深澤好正社長にお話をお伺いしました。hukasawashatyou.jpg

                            
Q.事業内容について教えてください。
先代である義父が下土狩で電子機器の組み立てを行ったのが始まりでした。その当時、取引先は1社のみでした。私の代になり分析装置の組み立て、修理も行うようになり、取引先を増やしていきました。20年前に第二工場として建てた社屋を現在の拠点とし、従業員も増えていき現在は50人です。


Q.先代から会社を引き継ぐのは大変でしたか?
やはり苦労しました。法律や税務上の問題や心理的な問題をクリアにしなければなりません。実際泥臭い部分もあります。それらは文章では伝わりづらいので、事業承継で悩んでいる新旧経営者に機会があれば自分が経験したことをお話したり、助言もさせてもらっています。


Q.しょうがい者雇用に取り組まれているとお聞きしましたがきっかけはどのようなものでしたか?
たまたま縁があって来ていただいただけです。私はしょうが者ではないのでしょうがい者の気持ちはわかりません。わかる必要はないと思っています。なぜかと言いますと、しょうがい者であっても働きたいと思う気持ちは健常者と同じだからです。働きたいという気持ちと働いてほしいという気持ちが合えばどんな人でも働いてもらえると思います。それは、人の能力を仕事に合わせればいいと私は思っているからです。
だれでもなんでもできるわけではありません。今の仕事以外の仕事を簡単にこなせることはないのです。与えられた環境の中で自分の能力を発揮してその道のプロになればよいのです。それはしょうがい者であっても健常者であっても同じことです。
いつ自分がしょうがい者になるかもしれません。身近な家族がそうなるかもしれません。身近な家族にたまたまいないだけで家系をたどっていけばしょうがいを持った親族がいることは多いです。特別なことではないのです。
ただ企業は心に壁を作っているのです。いろいろな理由を並べていますがそもそも雇う気持ちがないのです。でもトップがやると決めればどんな企業でもできることなのです。
私はこういった考えを、支援学校、企業、経営者団体などで講演させてもらっています。来年1月にもしょうがい者支援団体での講演を予定しています。しょうがい者を持った父兄の方へは、企業側が求めていることや企業の現状をお話したりします。自分の話を通じて幅広くしょうがい者雇用について考えてもらえればよいと思っています。



Q.環境整備の取組みについてお聞かせ下さい。
社員は7時半には出勤して掃除をしています。建物全部の窓を開けて空気の入れ替えをします。そして昔ながらのハタキで埃を払い掃除機をかけ最後に雑巾で拭きます。掃いて・吸って・拭く、これが掃除の基本です。汚いよりきれいの方が良いに決まっています。良いほうのことをすればいいのです。そして皆自発的にしています。これが我社の社風です。この社風は1日にして作られたわけではありませんよ、20年の年月をかけて社風となったのです。
よく他の企業から環境整備研修をしたいという依頼があります。時間と場所を提供して環境整備を学んでいってもらいます。もちろん無料です。見られる側になることも自分達にとってはいい刺激となります。他の企業に追い抜かれないようにますますグレードアップさせていこうと思っています。


Q.社員教育についてお聞かせください。kennshuu.jpg
外部講師を招いて社員教育を行うことはあります。しかし一番大事なのはあたりまえのことをあたりまえにやれることです。それは困っている人がいたら手助けするとかあいさつができるとか約束を守るとか。人間として基本的なことができる人になってもらいたいと思います。    



Q.これからどんな会社にしていきたいですか?
koujounai.jpg会社は経営資源を乗せた船であると思っています。経営者は向かう方向、目的地を明確に示しそこに向かって船を進めなければなりません。我社は“志の高い人づくり”という島に向かっています。そこに向かうために毎年度、部、課ごとで目標を立て、それに対して何をするかを決めます。そして全社員で毎月チェックを行っています。



Q.今後の事業展開を教えてください。
「ちょっと体の悪い人、ちょっと年の多い人」というキャッチフレーズを掲げた事業を考えています。
何かといいますと、知的しょうがい者や65歳以上の高齢者の中でも仕事を通じて社会とのつながりを持っていたいと思う人がたくさんいます。でも現在の事業だけではその人達の仕事を維持していくのが困難な現状があります。そこでその人達の雇用確保をしていくために、病院のトイレ清掃事業を立ち上げようと考えました。現在でも清掃業者はありますが、まだまだ主婦感覚の清掃だと思います。徹底したやり方で清掃をすることで他にはできないことができるのではないのでしょうか。hukasawagailan.jpg
これから衛生面の管理や健康管理、社員教育のマニュアル作成、営業などたくさん行うことはありますが来年2月から始動に向けて忙しくなりそうです。



〜インタビュア西尾より〜
会社の玄関に「ようこそいらっしゃいました」と私の名前が入った手作りのウェルカムボードがあり、さらに玄関へ入ると液晶画面にも私を迎えてくださるメッセージがでていました。会社全体で迎えていただいたようで喜びと感動をいただきました。
そして20年も経っているとは思えないほどの建物内外の綺麗さが社員一丸となって環境整備に取り組んでいる姿が思い浮かぶようで、すばらしい会社だと感じました。





深澤電工株式会社様のHPはこちらから↓
http://www.fd-kk.com/
posted by nishi at 09:05| 日記

2009年12月03日

株式会社シンエイ 様

第14回は、光ファイバーインターネットやケーブルテレビの室内工事、地デジや携帯電話基地局のインフラ工事など、各種電気・通信設備工事及びメンテナンス業務を行っていらっしゃいます、清水町伏見の 株式会社シンエイ 様をご紹介いたします。
大峯誠社長にお話をお伺いしました。DSCF1032.JPG



Q.会社設立当時をお聞かせ下さい。
初めは父が有限会社新栄電設という社名で事業を行っていました。父が電話工事専門で始めた仕事でした。私は16歳の頃から父の仕事を手伝い始めました。その後電話工事はほぼゼロになり、その代わりにテレビ工事の仕事が忙しくなっていきました。時代の流れとともに仕事の内容も変わり、今では、光ファイバーインターネットの室内・外線工事、地デジの設備工事などが中心です。


Q.時代とともに仕事を広げてこられたのは簡単ではなかったでしょう。
電話工事の仕事は、大手通信会社の協力会社となることで認定業者からある程度の仕事は下りてきていました。一般的にこの受注だけで事業をしている同業者も多いです。しかし仕事が限られてきますし、相手はマンモス企業ですから立場的に弱いと感じることもしばしばあり、他の仕事も探していきたいと思っていたとき、テレビで「CATVインターネット」のコマーシャルを見て、この仕事をやってみようと思いました。新しい事業を手掛けるにはやはりその市場について勉強しなければついていけません。知り合いから三重にある会社を紹介してもらい、そこで約4ヵ月現場で手伝いをする形で知識を学ばせてもらいました。


Q.その仕事はどうなっていったのですか?
現在その仕事は地元の大手企業から直接請けていますがもちろんすぐに直接仕事がもらえたわけではありません。長い期間、下請け業者としてやってきました。そのうち元請業者がこの事業から離れました。それがチャンスでした。その後を継ぐことで下請けから元請けへとジャンプしていきました。
他の事業者でその順番を飛び越えて営業をかけていく事業者がいますが、私はそのようなことはしません。この事業は同業とのつながりが大事ですから、いざというときに孤立してしまうことで仕事が滞ってしまう恐れもあります。ですからそのようなルール違反なことはせず、地道に目の前の仕事をこなしていくことで信頼を得ていくことが大切だと思います。


Q.今後通信網の整備事業はどのようになるのでしょうか。
おそらく飽和状態になる時期がきます。ですから社員数は現状維持でむやみに増やさないようにして、忙しい現場は外注や地方から手伝いを呼んでまかなっています。ただ、全くなくなるわけではなくこれからは保守メンテナンスがメインになるでしょう。老朽化などによる取替えや修理の仕事もこれから増えてくるでしょう。小規模の電気業者は2〜3人規模で、外部工事・内部工事どちらか専門でやっているところが多く、保守を含めてオールマイティに対応できる業者はあまりありません。
また保守メンテは知識と高い技術力を持っていないと簡単には出来ません。といいますのは、正確に故障原因を断定できなければ修理ができません。それが難しいのです。また原因によっては複雑な作業が要求される故障もあるため高い技術が求められます。例えば、火事や雷で破損したケーブルを修理するのがそうです。ですが当社は建物の内外はもちろん、保守まで幅広く行える知識や技術を持っています。そういったことは同業との相違点かもしれません。


Q.今までの仕事で一番大変だったエピソードはありますか
新潟の現場でした。工期がずれ込み人手が足りず若い社員を行かせたのですが作業に不備があり、現場責任者からやり直しを言われました。私がすぐ現場へ向かいすべてやり直ししたことがありました。そのとき痛感したのが、信用をつくるのは年月がかかるが、信用を落とすのはあっという間だということでした。
私は現場主義でずっとやってきましたので、現場にいて自分で考えながら思いつくままに進めてきたのですが、若い社員にも技術を教えていき社員育成していくことも今後の課題だと思いました。


Q.社員とのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?
この仕事は野外での作業ですので夏は炎天下、冬は凍える寒さの中での作業になるのでキツイ仕事です。ですからせめて社内だけでも楽しく、部活動のような雰囲気作りを心がけています。また私から社員へのプレゼントなどもしています。以前は腕時計を皆にプレゼントしました。今年は社員とその家族も連れて、バスを貸し切ってディズニーランドに連れて行きました。なぜか私の家族は行かなかったんですけどね(笑)。


Q.この仕事で一番大事なことはなんでしょうか。
同業とのつながりを大事にすることです。この仕事は横のつながりが強いのです。人手が間に合わず協力をお願いすれば来てもらいますし、逆に協力を求められれば個人電気店からの仕事であっても引き受けます。上も下も関係ないのです。もちろん採算は考えますが。ですから我が社も地元に限定せず県外の現場も手伝いに行きます。今は地デジ工事で新潟へ行っています。


Q.今後の事業展開を教えてください。
現在の事業に関する営業部門の会社を設立する予定です。現在は営業社員を出向させていますが、営業の開拓の余地はまだまだあるので、自社で営業を強化してもっと多くの工事に参入できるようにしていくことが目的です。
その反面、今の事業で新たな道を探っていくのは難しいとも思うので、異業種も視野に入れ、将来的にはもう一つ柱を立てられればと思っています。


〜インタビュア西尾より〜
事業に対する思いが強く、常に現場主義で自ら社員と共に汗を流し、さらに経営者として次の事業展開を考えていらっしゃいます。
また古参の社員から若手社員までをまとめ、ひとりひとりの社員を大切にされていることも、インタビューさせていただきよくわかり、社員の団結力が会社事業を伸ばしていらっしゃる要因でもあると感じました。





posted by nishi at 09:29| 日記

2009年10月02日

植松グループ 様

第12回は、 総合建設業として今年創立60周年を迎えられた
 植松グループ 様をご紹介いたします。植松三哉子社長にお話をお伺いしました。

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Q.総合建設業として、幅広く事業を行っていらっしゃいますが、事業内容を詳しく教えてください。
建設資材の製造、流通、販売を行っております。また我が社で製造した資材を使い、一般住宅や工場の建設を行っております。その他住宅などのリフォームや地元小中学校の体育館のアーチ型の屋根など大型物件の改修工事も行っております。
また、金物工事も行います。日本平動物園や三津シーパラダイスなどの手すりや金属柵もそうです。既製品では対応できないオーダー品も請けています。


Q.社長が就任された経緯を差し支えない程度に教えてください。
2003年に社長であった夫が亡くなり、相談役だった社長の父が社長に再就任したのですが、その父も翌年に亡くなってしまいました。私は当時小学校の先生をしていましたが、夫の仏壇の前で一週間飲まず食わずで考えて社長に就任するという結論を出しました。


Q.社長に就任されるとき、どのような気持ちで就任されましたか?
小学校の先生の仕事は楽しかったのですがあえてこの道を選んだのは「亡くなる前に自分の人生を振り返ったとき、愉しく楽な道よりも困難がある道を選んだほうがこの道を歩いてきて良かったと思えるのではないか」と思ったからです。
そんな単細胞だから決断ができました(笑)


Q.女性経営者として意識されていることはございますか?
建設業界は男性が中心の社会でもありますが、ある先輩女性経営者に言われたことがあります。「女性だからとマイナスに考えることはないわよ、女性だからできることが必ずあるから。それを考えて活かせばいいの」と、とても前向きな言葉でした。会社に花を飾るなど男性が気づかない細やかな気遣いや心配りを活かそうと思いました。


Q.現在の不況下で建設業界は厳しいと思いますが、御社はどのように事業展開されていますか?
最近、「環境事業部」をいう部署を新たに立ち上げました。この部署は、住環境を良くし、住む人の体にも優しい住空間の提案をしていくことを目的としています。
そのため、太陽光をはじめエコ商品の建設資材の取り扱いやリフォームを行っています。事務所・店舗・工場など室温上昇を抑制するための、遮熱シートの販売施工にも力を入れています。
                                              
Q.御社では、地域のボランティアに積極的に参加されていますが、どのような活動をされていますか?
A|i.jpg年2回会社行事として全社員で千本浜のごみ拾いを行っています。その他にも自社で囚人堀り川沿いの掃除活動を行ったり、地域清掃ボランティアなども皆積極的に参加をしてくれています。
また、地域の子供教育の一環として行われている「だがしや楽校」にも参加しました。植松グループではフックのシール貼りのワークショップを出展し、地元の子供たちに楽しみながら経済活動を疑似体験してもらうことができました。


Q.社員に対する社長の思いがありましたら教えてください。
社長としてというより、母親のような気持ちで接してしまうんです。言いづらいことでも注意をするときは、親として子に良くなってもらいたいと思う故に厳しいことも言えるのです。
私の子供はもう手を離れてしまったので、母親としての愛情の矛先を社員に向けてしまっているのかもしれませんね(笑)
また年齢、性別に関係なく、ひとりひとりがすばらしい発想、考えを持っています。社員からもらうことばかりです。良いところに磨きをかけて煌きの和が大きくなっていくようにと願っています。


Q.60年間で不変なものと変えてこられたものを教えてください。
DSCF0969.JPG不変なものは、社訓です。創業当時、先代が4〜5人の従業員と知恵を絞って考えた言葉であり、どこの真似でもありません。この会社の原点といえる社訓は未だ変えずに守り続けています。
私が社長に就任して変えたものとしては、決算期の変更があります。3月決算から7月決算へ思い切って移行しました。業務量の平準化や効率化のためにはどうしても必要でした。当初、社員はなぜ変えるのかという反応をしていましたが今ではよく理解してくれています。
また、今年で3年目ですが「子女インターンシップ」を行っています。普段父親の仕事をしている姿を見る機会がない子供たちにお父さんの仕事を手伝う時間を提供します。社員のお子さんで、短大・大学・専門学生などを対象としています。仕事と家庭は両輪であることが大切なので親子のコミュニケーションを深める場として、そして親に対して感謝する気持ちをもって欲しいという思いで始めました。


Q.これからの事業展開、企業の方向性を教えてください。
我が社は、総合建設業の強みを生かしながら、環境に配慮し、これからの時代に対応したご提案をしていこうと思います。企業として「もったいない」や「ものを大切にする」ということも大事にしていかなければなりません。
例えば、最近地震がありましたが、金属の屋根材は通常の瓦屋根の10分の1程度の重さしかなく、非常に軽いので、それだけでも耐震になりますし、エコという面では金属製品はリサイクルが可能です。
材料選びから設計施工までトータルなサービスをご提供できることでもっとお客様に喜んでいただける事業展開が今後できるのではないかと思っています。
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〜インタビュア西尾より〜
植松グループ様では、毎年、展示会を主催されています。大手建材メーカーが一堂に集まり住宅関連の最新の製品を集めた大展示会です。今年は11月7日、8日で行われるそうです。家族で楽しめるイベントもありますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
また、隔月で社外報を発行されています。植松グループ様の活動の模様などが掲載されています。そちらも是非ご覧ください。
http://www.uematu.co.jp/newsletter/newsletter.html

植松グループ様のHPはこちらから↓
http://www.uematu.co.jp/index.html





posted by nishi at 09:17| 日記

2009年09月02日

寿司和食ひろちゃん 様

第11回は、沼津ぐるめ街道にお店を構え、寿司を始めてんぷら、刺身などの各種和食を少人数から宴会まで楽しめる 
寿司和食ひろちゃん 様をご紹介いたします。
民内浩一社長にお話をお伺いしました。DSCF0939.JPG



Q.社長は御社に入られる前にどんなところでお勤めされていたのですか?
8年ほど修行の時期がありました。大阪や京都、東京の料理屋で働き、料理の基本を学びました。また、料理人として必要なことを教えてもらいました。その頃教えてもらったことで「いつもきれいにしておくこと」「材料を無駄にしないこと」は今でも大事だと考えていることです。
また、当時築地などでお世話になった方とは今でも繋がっていて、人との出会いも得ることができた期間でした。



Q.お店の特長を教えてください。
仕入れに関しては、沼津港からアジやイカなど毎朝仕入れをしています。また沼津では仕入れられないウニ、ホタテなど北海道の食材等は知り合いがいることもあり、毎日築地からの直送便を入れています。食材選びについては、一番は粋がいいこと、そして旬のものを取り寄せることです。シーズンで入れるものを常に変えていきます。そのとき一番おいしく食せるものを考え、仕入れるようにしています。
店構えの部分では、70名ほど収容できる宴会場を持っていることです。現在は回転すしチェーンなどで人気のお店もありますが、我々とはチャンネルが違います。接待や歓送迎会、法事やお祝い事など様々なシーンで利用していただくことができます。また寿司だけでなくてんぷらや焼き物など、その時期に一番おいしい食材を使って調理した各種の和食料理を楽しむことができます。
価格の部分では、質のいい食材で作った料理を安くお楽しみいただけることです。
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Q.おすすめの料理を教えてください。
1,000円ランチが人気です。ちらし、なめろう、天ぷら、アナゴなどのどんぶりものを中心にお出ししています。近隣の企業の社員さん達が気軽に食べに来てくれます。先代である父の時代では考えられない値段ですので、現役の先代との意見の相違もありましたが、質は落とさず、良いものを低価格で提供して多くのお客様に自店の味を知っていただきたいという考えでやっています。また、宴会もご予算に応じて承ります。お気軽にお問合せ下さい。



Q.厳しい時代ですが社長様が考えられる料理に対する姿勢を教えてください。
このご時世だからこそ常に基本に帰ることを忘れないようにしていきたいです。単純においしい卵焼きを作るとかおいしいのり巻きを作るとかそういうことが大事なのではないでしょうか。



Q. お店を続けていかれる上で、一番大事にされていることは何ですか?
お客様に対しての感謝の気持ちです。先日、団体での予約があったのですがどうしてもその時間に他の団体様の先約があったためやむを得ずお断りしたのですが、どうしてもひろちゃんで食べたいと言って下さり、お寺での法事の時間をわざわざずらして再度予約を入れてくれたのです。そのようなお客様もいてくださるということを忘れないようにすることです。



Q.先代からのお店ですが、今後どのように展開していきたいですか。先代が作り上げた長い間地元に親しまれてきた味は変えずに守っていきつつ、時代に合った料理を常に追及しながら新旧を融合した新しい味を作り出すために精進していきたいと思っています。これからも、幅広い層のお客様に本格的な料理を低価格で堪能していただけるような店作りを目指していこうと考えています。?X.jpg



Q.今やっているイベントがございましたら教えてください。では、「あいマネ通信を見た」と言っていただいたお客様にはワンドリンクサービスさせていただきましょう!
                    







〜インタビュア西尾より〜
よく事務所に立寄ってくださる民内社長様はいつも明るく元気いっぱいの方です。お客様に対してもきっと笑顔で接していらっしゃるのだろうと感じます。
私も何度か食事に行ったことがありますが、おいしさはもちろん、ボリュームもあり満足感いっぱいです。
「あいマネ通信を見た」と言って皆さんも一度食べに行ってみてください。

寿し和食ひろちゃん様のHPはこちらから↓
http://www.sushi-hirochan.com/





posted by nishi at 09:47| 日記

2009年08月04日

株式会社マックス富士 様

第10回は、ステンレス製品を中心にチタン、ハステロイをはじめとする様々な合金の加工を手掛けていらっしゃる
株式会社マックス富士 様をご紹介いたします。
鋳物良雄社長にお話をお伺いしました。photo03.JPG


Q.事業内容を教えてください。
ステンレス製品を中心とした物づくりを行っています。主には排水処理装置の製造をし、大手プラントメーカーに納品しています。
早くからレーザー溶接やプラズマ溶接などのデジタル技術を導入し、その都度最新設備を投資することにより時代の流れとお客様のニーズに合わせながら最適な製品をご提案しています。
大量生産と違い、一品一品の受注生産のため、機転を利かせながら丁寧に製品を仕上げていくことを大切にしています。


Q.新卒者を積極的に採用されているようですが、なぜでしょうか。
若い人は経験がなくとも短期間で著しく成長します。その成長は、会社の原動力となっています。
また、鉄工所というと一昔前は職人色が強かったのですが、時代とともに機械化も進み環境も変わってきました。そういった中で若い人たちも働きやすい職場環境をつくり、雇用の場を提供していくことが企業としてのひとつの使命ではないでしょうか。
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Q.社員教育についてどんな取り組みをされていますか?
新卒者には、入社後必ず外部研修に行ってもらいます。
企業社会のメカニズムや人間関係のあり方などを学び、自己啓発力を養う研修です。
また、社員の幅広い知識の習得のため月2回、社内研修を行っています。外部講師を招いたりQC活動に必要な研修を行ったり、私が講師として話をすることもあります。


Q.御社は社員の自主的な活動が活発とお聞きしています。
5つの委員会があります。レクレーション・挨拶しつけ・朝礼・健康促進・環境美化です。
社員は必ずどれかの委員会に属し、リーダーを中心に運営をしてくれています。特に環境美化委員により環境整備が徹底されています。週末の終業時は、1時間以上かけて全社員で清掃を行います。環境美化委員よりその日集中して行う箇所の発表があり、全員で行ったあとチェックをし、できていないところは写真を撮り確認、再度きれいになるまで行うといった具合に見落としがちな場所も残さずピカピカになるまで行います。また月1回は工場内の機械の集中清掃も行っています。これらの運営はすべて社員で行っています。
またこれも委員会でのひとつの活動ですが毎朝朝礼時に全社員でなわとびとスクワットを交互に行っています。体力づくりや腰痛予防を目的として健康で溌剌と仕事に取り組めるよう継続的に行っています。


Q.はじめから社員の皆さんが積極的に行っていたのですか?
やはり始めは私が指示、指導をしていきました。経営者仲間との情報交換で聞いたり話したりして、他の企業でやっていることでもいいと思うことはすぐ取り入れる、やってみる。でもすべてが自社に合うわけではないので必要でないことはすぐやめます。そういったことを繰り返してきて、今では社員が自主性を持って工夫しながらやってくれています。


Q.今後、どんな会社にしていきたいですか?
小さくても強い会社です。量の拡大ではなく内容の充実をしていくために技術力を高めていきたいです。
基本は物作り屋ですが、私は「販売なくして生産なし」だと思っています。注文を受けるためには社員や工場をPRするための営業力が一番重要な要素になってきます。物づくり企業で、営業に力を入れているところはまだまだ少ないと思いますので、今後も営業にさらなる力を注いでいき、「100年の経営」を目指していきたいです。
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〜インタビュア西尾より〜
事務所にお伺いすると、社員の皆さんが立ち上がって、「いらっしゃいませ!」と私を迎えてくださいました。社員教育の行き届きを強く感じました。そこから社風のよさを垣間見ることができたような気がしました。
社員教育や環境整備など、社員や会社にとって良いことは積極的に取れ入れながら、時代が変わっても物づくり屋の精神を大切にされている素晴らしい企業様だと感じました。

株式会社マックス富士様のHPはこちらから↓
http://www.maksfuji.co.jp/index.html






posted by nishi at 10:10| 日記

2009年07月02日

渡辺整形外科 様

第9回は、整形外科の名医として地域で広く知られ、外来・手術・入院・リハビリとワンストップの対応をされている、
渡辺整形外科 様をご紹介いたします。

渡辺貴院長先生にお話をお伺いしました。DSCF0902.JPG


Q.先生の経歴について教えてください。
平成3年に昭和大学医学部を卒業し、東京大学整形外科医局に入局しました。主に整形外科全般とリウマチ科を専門として、広尾の日赤医療センター、湯河原厚生年金病院、都立北療育医療センターなどを経て、平成11年に退局し、当院の副院長として就任しました。


Q.最近ではどのような患者さんが増えていますか?
やはり高齢者の方が慢性疾患で訪れる場合が多いです。慢性であっても、炎症を抑えることによって痛みをなくしてあげて、さらに痛みが出にくいように筋肉をつけていきながら治療します。
最近では、骨、関節、筋肉などの運動器の働きの衰えで、介護が必要になる状態の「ロコモティブシンドローム(運動器不安定症)」の方が増えています。実際、当院に来院される患者さんでも骨粗しょう症の方が増えています。これは骨折しない限り自覚症状がないため骨粗しょう症の方全体の約2割しか実際には治療を受けていません。健康な体で長生きすることが大事ですので、将来寝たきりを防ぐためにも当院では予防治療にも力を入れています。
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Q.患者さんと接する上で心がけていらっしゃることはありますか?
一方的な対応ではなく、まずは患者さんの訴えを十分に聞くことを心がけています。
その他には、当たり前のことですが、病気について患者さんは素人ですので、わかり易い言葉を使って話をすることを意識しています。例えば「脊椎」などの簡単な用語はそのまま伝えてしまいがちですが、”背骨”と言ったり、「ヘルニア」は、”出っ張っていて神経が押されている状態”など、誰が聞いてもわかるよう話をするようにしています。


Q.理事長が築いてこられた基盤を院長が受け継がれ、患者さんの信頼をさらに増やしていらっしゃるように感じますが、何か秘訣はありますか?
治療は正解がひとつではありません。特に整形外科は正解が多くある科でもあります。時代が違えば治療の主流も違ってきますので治療方針が異なる場合もあります。現役で行っている理事長とお互いが尊重し合いそれぞれがよいところを活かしながらやっていることが良いのではないでしょうか。


Q.近隣には整形外科も多くできていますが、総合病院以外で入院施設まで整っている整形外科は少ないのではないでしょうか?
はい、この周辺では入院施設がある個人医院はないですね。診察やリハビリのみでなく、手術を必要とする場合には当院で行うことができます。転医の必要がありませんので、初診から退院、その後のケアまで一貫した診療ができます。ひとりの医師が担当することで、安心して治療に専念していただけます。その特長を活かして地域の方が健康な生活を送れるよう、今後も地域医療に貢献していきたいと思っています。


Q.日常にできる腰痛や関節痛の予防法などがありましたら教えてください。
年齢と共に運動不足などにより筋力が低下していきますので、1日5分でもよいです、お風呂上りにストレッチをするとよいでしょう。また20〜30分のウォーキングも骨粗しょう症の予防には良いでしょう。
腰痛などでも重大な疾患になる場合もありますので、痛みを感じたらお気軽にご相談ください。
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〜インタビュア西尾より〜
私が訪問するときはいつも駐車場がいっぱいで、待合ロビーにはたくさんの患者さんが診察を待っています。
まだこの地域に整形外科医があまりいなかった時から個人医院として開業され、世代を超え、長い歴史に培われた信頼と安心は、他の整形外科にはないものだと感じました。
高齢化社会に伴い、整形外科のニーズはますます増えてくるでしょう。「今後、高齢者に対応したリハビリも充実させ多くの方が健康に過ごせるよう、貢献していきたい」とおっしゃる院長は、一人でも多くの患者さんの痛みを救ってくれる地域住民の強い味方です。




posted by nishi at 16:33| 日記